【速報】山本啓介参議院議員、自民党を離党か? 〜長崎政界・秋の陣に不穏な風〜

昨日(10月27日)の長崎新聞一面を飾ったのは、ド派手な見出し——
「現職・大石氏推薦せず」
県産紙がこのタイトルをトップに据えた時点で、県政関係者の間にはピリピリした空気が走っていた。
そして今夜、政界筋から届いた新たな囁きは、さらに刺激的だ。
「明日の紙面トップは『山本啓介参議員、自民党離党!』になるらしいぞ。」
まさか、いや、ついに——。
与太話か、はたまた政界の地殻変動の前触れか。
複数の関係者が“それらしき動き”を認めているというから、無視できない話ではある。

「推薦されなかったら離党する」——豪語の真偽
山本啓介参議員といえば、大石賢吾知事の兄貴分として知られる人物である。
その山本氏が、金子原二郎氏と並んで県連の選対委員会で“大石知事推薦”を強く働きかけていたのは有名な話だ。

ところが、その場で——
「大石知事が推薦されなかったら、俺は自民党を離党する」
と、某“コッコデショ議員”にまで豪語していたという証言が浮上しているから頼もしい。
さらに、来月上旬予定の常任総務会を「ひっくり返す」などという物騒なフレーズまで飛び出したとか、出なかったとか。
事実なら、これは“政治的台風”の目になることは間違いない。
「自由民主党・無所属の会」という微妙な肩書き
興味深いのは、参議院の公式サイトに記載された山本氏の所属だ。
堂々とこう書かれている。
自由民主党・無所属の会
この“間(ま)”を感じる微妙な肩書き。
自民党なのか、無所属なのか——。
まるで「半歩外に出たけど、まだ足は中にある」ようなニュアンスである。
まさに長崎政界らしい、“したたかで曖昧な立ち位置”である。
長崎自民の地割れ、再び
金子派と大石ライン。
保守分裂の芽は、夏の終わりからくすぶっていた。
「推薦せず」の見出しは、その火種に油を注いだ格好である。
そして、そこに“山本離党”の報が加われば、もはや炎上不可避だ。
来月の常任総務会、そして次期県知事選の布陣は——
長崎政界の「冬の陣」どころか、「溶鉱炉のような熱い戦い」になりそうな予感である。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次





