アイコン 金子原二郎、ついに離党。


 

〜長崎県政の「もう我慢ならん!」が聞こえた日〜
いやはや、ついに金子原二郎氏が動きだした。
長崎新聞が11月20日に報じたとおり、あの“裏知事”の異名を持つ金子原二郎氏が、自民党長崎県連に 離党届をスッと提出 したそうだ。
「周囲に迷惑をかけないため」なんて言ってるが、県庁界隈では、
「いや、だいぶ前からかけとったやろ」
とツッコミが飛び交っているのは、ここだけの話である。

新聞 金子

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1票差の推薦レースに大激怒
そもそもの騒ぎの源泉は、10月25日の県連選考委員会だった。
元副知事の平田研氏が17票、現職の大石賢吾氏が16票という、長崎らしい“茶碗蒸し一杯ぶんの差”で決着したアレである。
金子氏は、大石氏を推すために相当な水面下工作をしていたとか、していないとか。
その努力が報われず1票差で敗北している。
自民党県連関係者いわく——
「あの日の金子さんの顔、見せたかったですよ。
“納得いかんばい”って100メートル先から聞こえそうな空気でしたから」
とのこと。

金子原二郎

「迷惑かけないため離党」→いやいや、もうとっくに…
離党理由として本人はこう語ったらしい。
「党方針と異なる行動を取る以上、迷惑をかけないため離党を決めた」
……いや、むしろここからが迷惑の本番なのでは?
と思うのは私だけではあるまい。
裏知事が離党して大石支援に回るって、院政政治そのものである。
“県連 vs 現職+金子原二郎” という、
なかなかのデスマッチが開幕するという話である。

金子

「前知事より進んだ」って、どこの時間軸の話?
さらに金子氏は、大石氏を支持する理由として、
• フル規格化の議論が進んだ
• 石木ダムも進んだ
• 若い知事の流れを止めるべきでない
と胸を張っている。
しかし、現場の感覚から言わせてもらおう。
九州新幹線長崎ルート、就任から4年で1ミリも進んでいない。
それどころか、武雄温泉~新鳥栖が佐賀駅ルートから、佐賀空港回りの南ルートに大きく曲がるルートが浮上するなど、政治家の『心』が曲がると、新幹線も曲がるという見本である。
石木ダムも、「進んだ」と言いつつ、反対の声はさらに強まるばかり。
むしろ進んだのは県民の不信感の方じゃなかろうか。

金子原二郎

長崎県政、いよいよ面白くなってきた
というわけで、
県連は平田氏、金子氏は大石氏。
“二つの親方衆”が支援する分裂選挙 が、ゆっくり、じわじわと形を作り始めている。
県庁の廊下ではさっそくこんな声が聞こえる。
「あ〜あ、こっからまた面倒くさい年末になりそうばい…」
しかし、政治ウォッチャーとしては正直ありがたい。
これでまた面白いネタが増えるのだから。
長崎の政治は、静かに見えて実は足元は常に大乱流である。
今回の離党劇は、その一端がポロッと表にこぼれた瞬間にすぎない。
さてさて、この後どんな“長崎劇場”が展開されるのか。
年末の長崎県政は、ストーブより熱くなりそうである。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

[ 2025年11月21日 ]
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