県立美術館を実質支配していた金子原二郎理事長が辞職願提出か?

金子・谷川王国、終章の序曲か ― 辞職願が宙を舞う長崎県政
本サイトでも繰り返し指摘してきた、県立美術館の指定管理者である
公益財団法人・長崎ミュージアム振興財団 理事長・金子原二郎氏。
未確認情報ではあるが、どうやら金子氏から大石知事宛に辞職願が提出されたとの話が聞こえてきた。
ところが、皮肉なことに、当の大石知事は、2月8日の知事選敗戦以降、県庁に登庁していないようだ。
このため、金子氏の辞職願書は受理も判断もされぬまま、文字通り宙に浮いた状態になっているという。
振り返れば、平成10年2月に金子県政が誕生してから実に28年。
その間、谷川家の長男と金子家の長女の婚姻を軸に、金子・谷川両家による“長崎支配”はおよそ20年にわたり続いてきた。
だが今、その王国にも、いよいよ終わりの足音が忍び寄っているように見える。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂には滅びぬ、ひとえに風の前の塵に同じ。
まさに今の長崎県政を言い当てるかのような一節である。
こうした情勢の急変を受け、
今週提出を予定していた住民監査請求書は、どうやら無駄足に終わりそうだ。
ただし――
「辞職願が出た」という話と、「責任が果たされた」という話は、まったく別物である。
幻の住民監査請求書
1.請求人
住所:長崎市小曽根町
氏名:中山 洋次
2.請求の対象
長崎県が行う公益財団法人 長崎ミュージアム振興財団を指定管理者とする指定管理委託契約およびこれに伴う財務会計行為
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3.請求の趣旨
地方自治法第242条第1項に基づき、上記財務会計行為について監査を求め、
当該行為が不当であるか否かを明らかにされたい。
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4.請求の理由
(1)設立時ガバナンスの不透明性
設立当初の理事長が、公開資料から確認できず、公益法人としての説明責任を欠いている。
(2)指定管理者選定の前提条件欠落
財団設立の経緯、県との人的関係、利益相反の可能性が
選定過程で十分に検討された形跡がない。
(3)人事の循環性と政治的影響
設立に関与した元知事が後に理事長に就任し、現職知事に対して強い政治的影響力を持つ構造下で、指定管理が継続されている。
これらは、社会通念上の公正性を欠く不当な財務会計行為である。
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5.求める措置
1. 指定管理者選定過程の妥当性検証
2. 設立時人事およびその後の人事経緯の説明
3. 再発防止のための制度的改善
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6.結語
本請求は、県民の財産管理の適正性を確保するためのものである。
以上。
JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次





