米ライクラ社がチャプター11申請、債務削減へ 事前調整型で45日以内の再建目指す
スパンデックス繊維「ライクラ」を手がける米ザ・ライクラ・カンパニーが、米テキサス州の連邦破産裁判所にチャプター11(米連邦破産法第11章)の適用を申請した。事業は継続し、顧客や取引先、従業員への影響はないとしている。
今回の手続きは事前に債権者と合意した「事前調整型」で、12億ドル超の債務削減と資本構成の見直しを柱に財務再建を進める。すでに主要債権者の大多数が再建計画に同意しており、手続きは45日以内に完了する見通し。加えて、少なくとも7500万ドルの新規資金と同規模のエグジット・ファイナンスを確保し、再建後の運転資金も手当てする。
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同社はデラウェア州に本社を置き、「ライクラ」のほか「クールマックス」「サーモライト」など機能性繊維を展開。アパレルやパーソナルケア分野で広く採用されている。
一方、背景には長年の財務負担がある。2022年には、前所有者である中国・山東如意集団の債務不履行に伴い、債権者が同社株式を取得。今回で直近4年間に2度目の実質的な経営再編となる。CEOは「債務削減と財務基盤強化に向けた重要な節目」としており、再建後の事業継続に自信を示している。
[ 2026年3月18日 ]
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