【東京】FUTURO(旧Xクリエーション)が破産 NFT・Web3事業、デジタルカード開発など展開
(株)FUTURO(東京都港区六本木3丁目16番12号、法人番号:2011101068163)は、2026年9月2日、東京地裁より破産手続きの開始決定を受けた。
同社は、2026年7月まで「Xクリエーション(株)」の商号で事業を展開していた企業。NFT(非代替性トークン)やブロックチェーンを活用したサービス開発を手掛け、NFTゲームを中心としたコミュニティ「Samurai Guild Games」の運営など、Web3分野で積極的に事業を拡大していた。
帝国データバンクによると、近年は資金繰りが厳しさを増すなか、取引先とのトラブルが散発し、一部が訴訟に発展するなど経営状況が悪化。取引先への支払いにも支障を来すようになり、2026年6月には債権者から破産を申し立てられていた。
FUTURO(旧Xクリエーション)の会社概要
| 法人名 | 株式会社FUTURO |
|---|---|
| 旧商号 | Xクリエーション株式会社 |
| 法人番号 | 2011101068163 |
| 所在地 | 東京都港区六本木3丁目16番12号 |
| 設立 | 2013年10月 |
| 主な事業 | NFT・ブロックチェーン関連事業、Web3関連サービス、NFTゲーム関連コミュニティ運営、DX支援など |
| 破綻形態 | 破産手続き開始決定 |
| 決定日 | 2026年9月2日 |
| 裁判所 | 東京地方裁判所 |
| 破産管財人 | 森田雄貴弁護士(長島良成法律事務所) |
| 債権届出期間 | 2026年10月7日まで |
NFT・ブロックチェーン関連事業を展開
同社は2013年10月に設立。旧Xクリエーション時代には、NFTやブロックチェーンを活用したコンテンツ・サービスの開発を中心に事業を展開していた。
NFTの商業利用を検討する企業などに対するサービス開発支援のほか、NFT資産の管理や売買に関連するシステムの開発、Web3分野におけるDX支援などを手掛けていた。
芸能・スポーツなどのIPを活用したNFT事業にも進出し、芸能プロダクションなどとの協業を通じて、芸能人や著名人などのコレクションカード、トレーディングカードをデジタルコンテンツとして展開する案件にも携わった。
旧Xクリエーションは複数の芸能・スポーツ・コンテンツ関連企業などとNFT事業で協業していましたが、各協業先やブランドが今回のFUTUROの破産に関係していることを示すものではありません。本記事では誤認防止のため、破産原因と個別のブランド・協業先を結び付けていません。
「Samurai Guild Games」を運営
旧Xクリエーションは、NFTゲーム(GameFi)を中心としたコミュニティ「Samurai Guild Games」も運営していた。
同コミュニティは「教育」と「GameFi」を柱とし、NFTやブロックチェーン、Web3などに関する知識や技術を学ぶ教育コンテンツを提供。ゲームを通じた収益機会だけでなく、Web3分野で活躍できる人材の育成やクリエイター育成なども掲げていた。
国内外のブロックチェーン関連企業やゲーム事業者などとの業務提携を相次いで進めるなど、旧XクリエーションはNFT・Web3分野で事業基盤の拡大を図っていた。
資金繰り悪化、債権者が破産を申し立て
積極的な事業展開を進めていた一方、帝国データバンクによると、近年は資金繰りが厳しさを増していた。
こうしたなか、取引先とのトラブルが散発し、一部では訴訟に発展するケースもあったとされ、経営状況が悪化。取引先への支払いにも支障を来す事態となった。
その後、2026年6月に債権者から破産を申し立てられ、同年9月2日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。
今回の破産は、同社自身による自己破産の申し立てではなく、債権者による破産申立てを経て開始決定に至ったものとなる。
なお、取引先とのトラブルや訴訟について、相手方や具体的な内容は確認できていない。このため、本記事では個別の取引先や過去の協業先との関連付けは行わない。
破産直前にFUTUROへ商号変更
法人情報によると、同社は2026年7月17日付で「Xクリエーション株式会社」から「株式会社FUTURO」へ商号を変更した。
さらに同年8月5日には、本店所在地を東京都港区虎ノ門から同区六本木3丁目へ移転。その約1カ月後となる9月2日に破産手続き開始決定を受けた。
| 2026年6月 | 債権者が破産を申し立て |
|---|---|
| 2026年7月17日 | Xクリエーション株式会社から株式会社FUTUROへ商号変更 |
| 2026年8月5日 | 東京都港区虎ノ門から同区六本木へ本店移転 |
| 2026年9月2日 | 東京地裁が破産手続き開始決定 |
ただし、商号変更や本店移転が破産申立てとどのような関係にあったのかについて、因果関係を示す公開資料は確認されていない。
破産管財人と債権届出期間
破産管財人には、森田雄貴弁護士(長島良成法律事務所)が選任されている。債権届出期間は2026年10月7日まで。
| 破産管財人 | 森田雄貴弁護士 |
|---|---|
| 所属 | 長島良成法律事務所 |
| 所在地 | 東京都千代田区五番町5 |
| 電話 | 03-5276-1321 |
| 債権届出期間 | 2026年10月7日まで |
負債額は
FUTUROの負債総額については、現時点で確認できる公開情報では詳細が判明していない。
旧Xクリエーションは、NFT・ブロックチェーン市場が急速に拡大した時期にWeb3関連事業へ積極的に進出し、企業との業務提携やデジタルコンテンツ事業を展開してきた。しかし、最終的には資金繰りが悪化し、債権者による破産申立てを経て破産手続き開始決定に至った。
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