【宮崎】霧島食品工業が特別清算 らっきょう・漬物事業は新会社へ譲渡済み
宮崎県都城市の霧島食品工業(株)が、2026年8月18日、宮崎地裁より特別清算開始決定を受けた。
清算人には谷口智子氏が就任しており、事件番号は令和8年(ヒ)第9号。
同社は1983年6月設立。都城市を拠点に、らっきょう漬けを中心とした漬物の製造・販売を手がけ、高菜や大根などの加工品も展開してきた。公的企業情報でも事業概要は「漬物製造販売」とされている。
事業拡大に伴い塩蔵施設や加工工場を整備し、2008年には本社・本社工場を建設。2014年にはベトナムで、らっきょう原料のカットや選別など一次加工を開始するなど、生産体制を拡充していた。
一方、2023年10月には事業再編を実施。霧島食品工業とサングリーンジャパンの業務を、同年4月に設立された「霧島食品(株)」へ統合し、事業を譲渡している。
旧会社の霧島食品工業はその後、2026年3月31日の株主総会決議で解散。同年4月24日付の官報に解散公告を掲載し、清算手続きを進めていた。その後、8月18日付で特別清算開始決定を受けた。
なお、らっきょうや漬物などの事業は新会社の霧島食品(株)が引き継いでいる。同社は、らっきょう漬け、生原料・半製品、青果物、食品加工品などを全国の百貨店、スーパーマーケット、通信販売向けに展開しており、現在も公式オンラインショップで商品を販売している。
このため、今回の特別清算は旧会社である霧島食品工業を対象としたもので、現在の「霧島食品」ブランドの商品販売や事業そのものが終了したものではない。
現時点で特別清算の対象となった債務額などは確認できていない。
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