【山梨】ブランド豚「富士天霜ポーク」のSpriestが破産 都留市で養豚・全国へ卸売
山梨県都留市でブランド豚「富士天霜ポーク」の生産・販売を手がけていたSpriest(同)が、2026年8月24日、甲府地裁都留支部より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人には分部祐子弁護士が選任され、財産状況報告集会などは11月18日午後1時30分に予定されている。事件番号は令和8年(フ)第33号。
同社は都留市加畑で養豚場を運営し、独自ブランド「富士天霜ポーク」を展開していた。法人情報でもSpriest(同)の所在地は都留市加畑で確認でき、同社公式サイトにも同住所が農場として掲載されている。
「富士天霜ポーク」は、中ヨークシャーやバークシャーをルーツとする豚を、大麦や紅はるか、米粉ドーナツ、オリーブなどを配合した独自飼料で育てたブランド豚。都留市の「十日市場・夏狩湧水群」の天然水を利用するほか、アニマルウェルフェアに配慮した飼育環境を特徴としていた。
飼育だけでなく加工・販売までを一貫して手がけ、東京のフランス料理店など全国の飲食店やレストランへ直接卸売していた。公式サイトでは都留市内唯一の養豚場として紹介されている。
ブランド豚の開発はメディアにも取り上げられ、2022年8月にはテレビ山梨が「富士天霜ポーク」を育てる取り組みを特集。独自飼料や飼育環境など、生産者のこだわりが紹介されていた。
同社はこうした独自ブランドを武器に豚肉の生産・卸売を展開していたが、今回、破産手続き開始決定を受けることとなった。
現時点で負債総額や売上高、従業員数、破産に至った具体的な経緯は確認できていない。
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