竹中工務店 関西万博リング屋根工事 所長にキックバック 背任で再逮捕
大阪府警は7日、関西万博の「大屋根リング」工事でも不正をしていたとして、スーパーゼネコンの一角「竹中工務店」の河井元総括作業所長を再逮捕した。
奈良県の下請業者に対して工事費を水増し請求させ、私的にキックバックさせていた。
警察によると、水増し請求されたのは、大屋根リングに転落防止措置を施したり点字タイルを設置したりする工事で、2024年3月~2025年4月までに行われた。
水増し請求で得た約1100万円の利益は河井容疑者が全て手にし、下請業者の取り分はなかったという(竹中の被害額は1360万円との報道もある)。
河井容疑者は、水増し請求を複数回繰り返し、自宅や所有するマンション、親族が経営する飲食店のリフォームといった私的な工事費に充てることで総額6000万円以上の利益を得ていたとみられ、府警は実態解明を進めている。
大阪府警は、今年8月中旬に背任容疑で河井容疑者を逮捕し、大阪地検が9月、同罪で起訴。竹中工務店は9月11日付で河井容疑者を懲戒解雇とした。
竹中工務店は「懲戒解雇したとはいえ、ご迷惑、ご心配をおかけし、心よりおわび申し上げる」としている。
以上、
大工事の現場所長になれるのは一握り、それも万博工事の所長になれるのは稀有、それほどの実力者でもあったのだろう。
そのため、これまでの竹中本体は、河井容疑者の不正を見抜けなかったものとみられる。
最近は、こうした不正行為に対して、嫌がる業者も多くなってきているが、次の仕事欲しさに言われるがままに裏金操作に加担している。
ただ、不正に関与した人たちの口は、思ったより軽く、漏れ出たりする。また、正義感の強い人は、内部告発したりする。しかし、会社側から処罰されたり、首にされたり、異常な事態にまかり通っている。国自身も内部通報者を相手に通知したり、とんでもない悪徳行政を続け、悪徳行政執行者は処罰も受けない。
不正を持ち掛けられ、それを断る努力より、受け入れた方が簡単、ただ発覚した場合は、当該建設会社とは仕事ができなくなり、破産する可能性もある。
1990年代に入り、ゼネコンのシステムも変わり、大手ゼネコンでは会社で協力業者を決定し、現場所長はかつてに発注できなくしている。





