アイコン 健康、カレー粉 大腸がんに効能、=ウコン=ターメリック 徳島大高山教授ら検証


徳島大学の高山哲治特命教授らの研究グループは10月21日、カレー粉の黄色成分として知られるクルクミンについて、大腸がんの前がん病変である大腸腺腫(ポリープ)の再発抑制効果を検証した研究成果を発表した。全国26施設、約600人を対象とした2年間のランダム化比較試験で、直径6ミリ以上の大きな腺腫の発生リスクが約44%低下した。クルクミンの効果を大規模な臨床試験で検証した成果となる。

当研究では、大腸腺腫を内視鏡で摘除した患者を、高吸収型クルクミン「セラクルミン」の摂取群と、プラセボ(有効成分を含まない対照食品)群に無作為に分け、患者と医療者の双方に投与内容を知らせない二重盲検法で比較した。
その結果、6ミリ以上の腺腫の発生率はプラセボ群の13.3%に対し、クルクミン群では7.5%と有意に低下した。一方、主要評価項目である腺腫全体の発生率には有意差が認められなかった。

 

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●過去に腺腫が多発した患者で高い抑制効果、将来の大腸がん予防への応用に期待
 クルクミン群では6ミリ以上の腺腫の発生個数が少なく、発生した腺腫全体の大きさも有意に小さかった。特に過去に6個以上の腺腫を摘除した患者では、2年後に4個以上の腺腫が発生するリスクが低下した。
有害事象の発生頻度に両群間の差はなく、2年間の投与で安全性に大きな問題は認められなかった。
研究成果は8月28日、国際学術誌「The American Journal of Gastroenterology」に公開された。

クルクミン (ウコン/英:ターメリック、学名: Curcumaなどに含まれる)は、黄色のポリフェノール化合物。

カレー類を主食とするインド人のガン罹患率はもともと低かったが、最近は都市部を中心に不健康な食生活、運動不足、ストレスといった生活習慣の変化が蔓延し、大腸がんに罹患率が上昇している。インドにはもともとベジタリアンも多い。
願の罹患率が低い食生活は、魚も食するベジタリアン=ペスカタリアンが一番低いそうだ。

 

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