アイコン 韓国のKILL CHAINと北朝鮮 キルチェーンM-SAM

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韓国は北朝鮮に

1、ミサイル発射の兆候があれば先にこれを破壊する兵器「キルチェーン」、
2、発射されたミサイルを迎撃する「韓国型ミサイル防衛(KAMD)」、
3、北朝鮮が攻撃してきた場合、中枢に報復攻撃を行う「大量応懲報復システム(KMPR)」
の3軸体系の構築を進めている。
ただ、2022年を2020年に前倒しして完成させるという計画。

<韓国製M-SAM完成・来年にも配備へ>
韓国軍は、射程高度50キロの長距離迎撃ミサイルL-SAMと40キロの中距離迎撃ミサイルM-SAMを開発中であるが、M-SAMが完成、来年にも実戦配備するという。性能はPAC-3と同等というからすばらしい。いきなり、世界最高水準の技術に達したようだ。レーダーはドイツから中古のPAC-2とともに購入しており、そのレーダーを使用するのだろうか。

何故これまで構築できなかったのか。
それは、韓国の優柔不断な政治にある。
北朝鮮が核爆弾開発を進める中、韓国の盧武鉉は太陽政策を推進、しかし、核開発を踏み止まらせるには至らず、次政権は手のひらを返したように南北朝鮮間の政治交流を停滞させ、金正恩に至っては、国連制裁に対して孤立主義を深め、過度に軍事強化をはかり、遂には核開発やミサイル開発を進展させ、アメリカの怒りをかっているどころか米国本土を直接攻撃すると脅迫するに至っている。

<韓国軍への挑発>
2010年3月、北朝鮮魚雷による天安撃沈事件(1000トン級哨戒艦、対艦ミサイル搭載)
2010年11月、北朝鮮による延坪島砲撃事件、
2015年8月、韓国の北朝鮮向け放送の野外スピーカーに対する北朝鮮の砲撃事件

こうした北朝鮮の挑発を受けながら韓国は、中国の戦略に乗り、親中・反日でお茶を濁し、北朝鮮に対する防衛は、口だけが先行し現実は遅れに遅れる結果をもたらしてきた。

正恩の親父時代から核開発や韓国への軍事攻撃を行ってきたものの、同胞意識が強い韓国にあり、自ら北朝鮮に対する敵対的な動きを封じてきた経過もある。

<国防に利益を追求>
以前から韓国の防衛兵器体系は、米軍の庇護下にありながら、世界各国から武器を調達してている。そのため、米韓演習でもシステムが異なり、連携が難しいものになっている。
韓国政府は、米兵器は高いとして、常にライセンス生産の認可を求め、自国で生産することにこだわり、第3国にその武器を売却することで投資を回収するという軍事防衛から利益を稼ごうとしている。
そのため、米国が許可しない場合は、欧州から武器を調達し、人工衛星打ち上げではロシアに依存している。こうして武器体系の一貫性のない問題を抱えている。
その上、軍部に不正が蔓延り、誇大性能、性能不足、性能不足部品使用、試験内容改竄など日常茶飯事となっている。

韓国のミサイル防衛システム<KAMD>も、PAC3システムが高額すぎるとして、国産に方針を切り替えたもので、まだ自主開発できず構築されていない。
そのため、PAC2の中古をドイツや英国などから購入して整備している。PAC2や3にしてもパトリオットミサイルシステムにあり、緻密な衛星通信制御システムと連動している。軍事衛星で常に攻撃ミサイルをGPSにより捕捉する必要があり、その構築さえできていない韓国にあり、米国のそうしたシステムを利用させてもらわない限り、ミサイルを持っても活用できるものではない(米メーカーが対応してくれている)。(PAC2はミサイル近接爆破型で3より大型・3は直撃型)

韓国は武器を調達するに当たり、第3国への武器売却を念頭に置いていることから、米国にしても韓国へのライセンス供与に対しては慎重になっている。(F35にしてもインドネシアとの共同生産や売却を計画していたことから、米国は攻撃システムの核心技術についての供与は行わないことで決定している。欧州のソフトを利用するとか、自主開発するとか・・・。米国は、イスラム圏や中国寄りの政治体制もあるインドネシアに対しては武器売却を全面解禁していない)。

<新導入ミサイル>
韓国がドイツから購入した射程500キロの空対地ミサイル「タウルス」は高性能であり信頼性が高いが、こうして、いろんな国から武器を購入しており、貿易赤字の米国が赤字で怒るのも仕方なかろう。

また、先日800キロ射程の弾道ミサイル玄武2Bの試射に成功したと発表したが、ロシアのイスカンデルのそっくりさんと揶揄されている。しかも800キロの試験場がないため、推定距離で算出されている(韓国の国土は最長で600キロ程度)。
ただ、ミサイルを開発しても肝心なのはその誘導システムにあり、国産偵察衛星では使い物にならないため、精度50センチ程度のイスラエルやドイツ・フランスの衛星データを借りる交渉に入ることになるという。(高熱源監視用のDPS衛星と誘導用のGPS衛星が必要、米国や日本の衛星データではない。韓国軍も超機密情報を北朝鮮からよくハッキングされており、当該国の衛星データもハッキングされ、改竄されるおそれもある)

結果、韓国軍の装備では、攻撃も防衛も北朝鮮軍に対峙できるものではなく、駐留米軍に依存した、補完したものに過ぎないのが現実となっている。
そうした韓国軍の実態もあり、米軍はTHAADの配備を星州に行うもの。
米軍にしても北朝鮮からの距離があまりにも短く、撃墜能力は限られ、実質の狙いは同ミサイルとシステムで共有するXバンドの設置にあるともいわれている。
当然、中国の基地もターゲットとなる(Xバンドの傍受は約千キロとされ、日本の車力と経ヶ岬では北朝鮮全土を網羅するものの、中国側は傍受できない)。

<日本は攻撃用ミサイル皆無>
一方、日本は専守防衛のため、攻撃用ミサイルは保有していない。そのため、専守先制攻撃の言葉が編み出され、攻撃できるようにしたが、肝心の攻撃用ミサイルはなく、戦争にはならない(やられっぱなし)。
北朝鮮どころか、反日の韓国が射程500キロのドイツ製空対地ミサイルで日本へ撃ちこんだところで対応できない(射程に入る西日本のパック2+3のミサイル数では足りない)。
但し、自衛隊の戦闘機には、領空侵犯の戦闘機を撃ち落す空対空ミサイルのほか、空対艦ミサイルや艦対艦ミサイル(イージス艦など)を対地用ミサイルに使用することは可能。

憲法など解釈しだいで専守先制攻撃を可能にしたものの、攻撃用ミサイルがない日本。基本的な武器体系は必要だろう。

米国の貿易赤字問題からも、大量に米国製の巡航ミサイルや弾道ミサイルを導入することが検討されることになる。
ただ、時代は進んでおり、どうせ金をかけるのならば、衛星レーザー兵器の独自開発が望まれよう。そのためには原子力軍事衛星(米露有)を宇宙に飛ばす必要がある。まずは地上用の迎撃用レーザー砲を開発することだ(米開発済み)。

中国や韓国が反対しようが関係ない話だ。但し、核開発については米国も懸念するほど、日本はまったく信用されていない国でもある。核爆弾開発に必要な高速増殖炉を再度造るという日本でもあるが・・・。

Kill Chainは、攻撃・迎撃ともミサイルで構築される。
800キロ攻撃ミサイルは一回こっきりで、性能評価も行えず、全体系のシステムもバラバラ、M-SAMも完成して性能もPAC3同等というがいつもの自画自賛タイプで当てにならず不明、駐留米軍なしには実現不能というのが実像のようだ。
実際、800キロが配備され、M-SAMも完璧ならば、その間にL-SAMも完成しているはずであり、駐留米軍は必要なくなる。ただ、駐留米軍がいなくなれば、多血民族であり、北朝鮮どころか、盧武鉉のように日本を攻撃してくる可能性もある(米軍が拒否し実現しなかったとされる)。

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[ 2017年4月17日 ]
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