アイコン 米海軍 ロシア対策で第2艦隊復活

 

 

ソ連時代は艦艇建造をウクライナが担当していた。ソ連崩壊により独立後のロシアとウクライナとの関係は悪化、ロシアの艦艇建造はかなり遅れ、急ピッチで再構築を図っている。

米海軍は6日までに、ロシアの脅威の高まりに対抗するため第2艦隊を復活させるとの方針を明らかにした。
同艦隊の作戦担当海域は、米東部沿岸と大西洋北部。この海域はロシアの脅威増大への対処と大国間競争への注力を強める米国の新たな国防戦略にとって重要視されている。

トランプ政権が打ち出した新たな国防戦略は、ロシアや中国への対抗を優先事項としている。
第2艦隊は2011年、国防費削減や戦略的な安全保障環境の変化を踏まえ解体されていた。
同艦隊は、第2次世界大戦後の第2艦船編成部隊が前身で1950年に第2艦隊に改称され、北大西洋条約機構(NATO)支援などを主要任務としていた。

米海軍当局者によると、今回復活する第2艦隊には軍人250人が配属され、中将の司令官を充てる。同艦隊の指揮下に入る艦船数や種類などは伝えられていない。

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米政府当局者やNATO当局者は、ロシア軍潜水艦の活動が冷戦終結以降、最高の水準にあることをこれまで指摘している。
仮にNATO、ロシア間で紛争が勃発した場合、ロシア軍潜水艦が米国による海路を通じた欧州支援に脅威を及ぼすとの危機感も示していた。
ロシアは最近、情報収集艦を米東部沿岸部に派遣している。また、プーチン大統領は海中潜航が可能な核兵器搭載の無人艇の開発を議会に求めていることも明らかにしていた。
以上、CNN参照

赤道から北半球中部までの太平洋の東側とインド洋を軍事的に掌握しようとする覇権国中国の野望、ロシアはウクライナ問題を契機にした米国の強力な経済制裁により軍事力強化策を採っている。米軍は既存の大西洋艦隊や太平洋艦隊に加え、太平洋北部と大西洋の北部を守備範囲とする第2艦隊を復活させ対応する。

野心渦巻く中国は、尖閣を短時間で占領する計画があると報じられている。また台湾の独立(もともと独立国)を阻止し、占領するため、これまた短期間で占領する計画も立てているという。
物騒な東シナ海・脅威が現実となっている南シナ海では、中国が、向うところ敵なしの様相で、国際法違反の7島を埋め立て、うち4島にはすでに空港やミサイル基地を設置している。
これに対して日本政府は、新造語を開発しF35Bが搭載できる防衛空母を展開するという。日本の潜水艦には守備範囲はなく、当然、東や南シナ海も国土とシーレーンの国土保全と安全のため展開させている。

日本は対米貿易黒字問題で制裁を受けたからか、政治的な価格で売り付けられ高すぎるためか、軍装備品を欧州と開発する計画を検討しているという。しかし、更なる貿易制裁の可能性もあり、そうした欧州との共同開発は机上の空論過ぎず不可能に近い。日本軍は、米軍の実質一員として、システムを統合させていなければ、あちこちから購入している韓国軍のように、米軍との連携が難しい問題が、作戦遂行上、大きな支障となる。
韓国は、北朝鮮の路線変更により、トランプと約束した最新兵器の大量購入を大幅に見直すとしている。同じくトランプと約束した日本はそんなことはしない。

米国は日本を守っているというが、日本もアメリカを守っている。
南シナ海での中国による珊瑚礁や島嶼の埋め立ては、フィリピンのスービック米海軍基地から米軍が追い払われたことから実現している。昔、米国軍はフィリピンを騙し、フィピン人を虐殺した経緯があり、反米感情が根強くあることによるものだった。
南シナ海埋立地のミサイルにより、米領グアム・アンダーセン基地なども標的範囲に入った。今時、ヒフティヒフティの関係が重要だが・・・どっかの国では米軍様の状態が続く。

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[ 2018年5月 7日 ]

 

 

 

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