アイコン タイ・インラック・タクシン兄妹の元首相 英国で10年間のビザ取得、何故逮捕されない

 

 

英国は、タイの前首相で不正蓄財で国外逃亡中のインラック氏に対し、10年間の滞在ビザを発行したと英BBCが28日報じた。
インラック氏は昨年8月、米買取にかかわる不正を見逃したとして、自らへの最高裁判決直前に国外に逃亡した。今後、英国に滞在する可能性が高まったという。
インラック氏は現在、巨額不正蓄財で手配されている実兄のタクシン元首相とともに英国にいるという。
今回発行されたビザは10年間有効で、一度の滞在は6ヶ月まで認められているため、一時的な出国を繰り返す必要があるという。

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一方、タイ政府は、インラック氏のパスポートはすでに利用停止にしたとしている。
インラック氏は、国外逃亡後、英国など各国を回っており、日本も複数回訪問したとみられている。
以上、

兄のタクシン元首相は華僑、タイでは貧困層や農家を支援および華僑から支援され、今でも絶大な人気を誇るものの、巨額不正蓄財や反対勢力の粛清・殺害など数々の犯罪を行った。その犯罪において、国外逃亡したまま、帰国できず流浪の民、妹のインラック元首相にしてもタクシン支持層をそのまま受け継ぎ、絶大な人気を誇っている。
そうした人物が入国して刑に服せば、支持層の反乱が予想され、政治的な混乱を生む。そのためタイ軍事政府は、実質、国外に追放して、国内での影響力を希薄化させる動きに徹している。
それでも、英国のように、パスポートが切れた、または廃止された政治家を認める国がなぜか世界中にいくらでもあるという現実がある。

すでにタクシン兄妹はタイ国ではなく、ほかの国で国籍を取得し、パスポートを受けている可能性が高い。世の中、金次第でパスポートも正当に発給する国がいくらでもある。
英国のような先進国であっても、世はどんな犯罪者でも金しだいということだろうか。特に政治家はそうした恩恵を受けるようだ。

そうした犯罪者を得意の特例措置で受け入れ、タクシン派を敵に回したくない日本政府も例外ではない。日本企業が世界で最も進出国している国がタイ国でもある。
タクシン兄は、巨額不正蓄財のお金をもてあそび、一時、英サッカーチーム「マンチェスター・シティFC」のオーナーでもあった。

政治というそのものが、そういうものなのだろう。タタけば皆ホコリが出てしまう。
 

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[ 2018年5月29日 ]

 

 

 

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