王妃のブルーダイヤモンド7.4億円で落札 6.16カラットの「ファルネーゼ・ブルー」
18世紀、スペイン国王から王妃に贈られ、300年以上にわたって欧州各地の王室を転々としてきた6.16カラットのブルーダイヤモンドが15日夜、ジュネーブで競売大手サザビーズのオークションにかけられ、670万ドル(約7億4千万円)で落札された。
「ファルネーゼ・ブルー」と名付けられたこのダイヤがオークションに出品されたのは初めて。
1715年にスペイン国王フェリペ5世の妻、王妃エリザベッタ・ファルネーゼに結婚祝いとして贈られたもの。
「ファルネーゼ・ブルー」は、伝説のブルーダイヤ「ホープダイヤモンド」と同じインドのゴルコンダ原産。
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「ファルネーゼ・ブルー」は、エリザベッタの子孫たちの結婚とともにスペインからフランス、イタリア、オーストリアへと長い旅をすることになる。
イングランド王チャールズ2世のネクタイピンや、フランス王妃マリー・アントワネットのものとされるティアラを飾ったこともあるという。
以上、CNNほか
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[ 2018年5月17日 ]