アイコン 貿易戦争 メキシコ 米鉄鋼制裁関税で豚肉に報復20% 輸入先も欧州へ

 

 

メキシコのグアハルド経済相は5日、豚肉の輸入先として欧州に目を向ける公算が大きいと語った。
メキシコは、米国の鉄鋼・アルミ関税に対する報復措置として、米国から輸入する豚の脚・肩肉に20%の関税を適用する方針を発表している。
グアハルド経済相は、米製品に対する関税措置はメキシコ国内のインフレへの影響を軽減することが狙いだと説明している。
以上、

米国による232条制裁課税の報復で、中国・欧州など各国が(暗黙)協調して米国産の牛肉・豚肉および大豆などの穀物に照準を合わせるならば、米共和党も制裁に同調する一部民主党議員もギブアップし、トランプもギブアップせざるをえなくなる。それほど米国は農業大国でもあり、政治家に対する圧力団体でもある。

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中国は米国による301条適用500億ドル制裁が15日に決定する。それまではロス商務省長官も自ら交渉に当たっており、米朝会談でトランプが気持ちよく終了した場合、中国制裁は回避されるものと見られる。貿易制裁そのものはロス長官が主張しているもの。

次に控えるのが、自動車および自動車部品に対する232条制裁関税、実施されれば、カナダ・メキシコ・欧州(独・伊・仏・英など)・日本・韓国が大打撃を受ける。
一度、中国を含め被制裁国は会合を持ち、米トランプをギャフンとさせる報復制裁を講じる必要がある。結束しないことに米トランプはいい気になり、世界の貿易を支配しようとしている。過去のすべての戦争は利害から発生している。これはまさに貿易という名を借りた戦争。米トランプにしてみれば単なるゲームだろうが・・・。

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[ 2018年6月 6日 ]

 

 

 

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