アイコン 米の「航行の自由作戦」に英仏も参加 中国が要塞化を進める南シナ海

 

 

6月3日シンガポールで行われたアジア安全保障サミットで、米軍の南シナ海での「航行の自由作戦」を支持すると仏のフロランス・パルリ国防相と英のギャビン・ウィリアムソン国防相がそれぞれ表明した。

また、同海域で、英仏の海軍も合同で艦船を航行させ、米軍の作戦に参加するとの意向を示した。

パルリ国防相は、仏海軍の海上任務部隊(Maritime task group)と英の艦隊とともに、6月11~17日にかけて南シナ海の一部地域を航行し、その後シンガポールを訪問すると明らかにした。

同国防相によると、2017年に少なくとも5隻の仏軍艦が南シナ海を航行したという。

フランスは、中国が南シナ海軍事拠点化の動きを加速させていることに強く懸念していると強調した。

パルリ国防相によると、ドイツ政府関係者も仏英米の作戦に賛同する意向を示しているという。

また、パリル国防相は、南シナ海における中国の実効支配の既成事実化について反対する姿勢を示した。

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一方、英のウィリアムソン国防相も3日、今年アジア太平洋地域に3隻の軍艦を派遣するとした。

英紙デイリーテレグラフによると、英国防相は、南シナ海で軍事施設の建設・整備を加速化させる中国や核開発が進む北朝鮮によって、周辺国の安全保障が脅かされると指摘した。

地域情勢の緊迫化で、今後、公海で「航行の自由を確保することがますます重要となった」としている。

米政府は5月下旬、今年予定している環太平洋合同演習(リムパック)への中国海軍の招待を取り消すと発表した。

米海軍は、リムパックを隔年に開催している。

前回の2016年には、日本の海上自衛隊など26ヶ国が参加した。中国海軍は2012年にオブサーバーとして加わり、2014年に正式に初参加していた。

以上。

 

経済の一帯一路など中国のキャッチフレーズに過ぎず、中国の中華思想に基づく世界支配・覇権主義の軍事力による一帯一路戦略が正確な表現だ。

すでに中国の投資と賄賂を歓迎した多くの新興国・後進国の首領が、中国の借金の漬け物になり国や地域が身動き取れず、中国の実効支配下に置かれている。

豪州のさえ、北西部のダーウィン市が米海軍基地そばの港湾を99年間、中国企業に貸し付けている。スリランカは99年間、中国に中国の海軍基地を造成させ、借金返済の一部に充てるため貸し出している。

 

 

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[ 2018年6月 8日 ]

 

 

 

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