アイコン クールジャパン機構 閑古鳥のマレーシア日本百貨店から撤退

 

 

政府のクールジャパン政策、中核のクールジャパン機構は、民間と共同して事業展開する事業と民間企業に投融資する事業とがある。しかし、そのほとんどの事業が赤字になっているという。
マレーシアに開設した日本専門店も、外部から今年4月に指摘され、政治問題になることを恐れてか、合弁相手の三越伊勢丹に出資株を買い取らせ、早期に撤退することを決定したようだ。

器がない世耕の経産省が所管するクールジャパン機構(民間出資107億円/政府出資586億円)は、2017年年3月末時点での投融資は17件、総額約310億円、うち損失は約44億円に上っている。しかし、その実態は不明な部分も多く、さらに損失が拡大するものと見られている。

日本文化の発信拠点としてマレーシアにオープンした日本専門デパートの運営から、官民ファンドのクールジャパン機構が撤退することになったと報道されている。
伝統工芸品からアニメなどのポップカルチャーのグッズも取りそろえていたが、営業開始時間も遅く、店舗は閑古鳥が鳴き続け、運営は大幅な赤字となっていた。

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マレーシアの首都クアラルンプールの中心街にある当店は、三越伊勢丹との合弁事業(合弁会社:ICJ Department Store)、クールジャパン機構の持株を三越伊勢丹に譲渡し撤退、三越伊勢丹は、今後、内容を全面的に変えて運営するという。貸付金もあることから、クールジャパン機構にどれほどの損金が発生するかわからない。

もともと三越伊勢丹ホールディングス経営の「クアラルンプール伊勢丹LOT10店」を、2016年10月に「ISETAN The Japan Store Kuala Lumpur」としてリニューアルオープンしたものだった。

クールジャパン機構には今年も250億円の投融資予算が計上されている。会計検査院に検査させる必要があろう。

以上、
クールジャパン機構ではセクハラ問題も抱えている。

三越伊勢丹Hは、ミソクソついた当店をいくら改装したところで、集客できないだろう。追い銭を払う可能性が高い。こうしたところに業績不振の三越伊勢丹の経営問題があるのではないだろうか。

政府・経産省が所管する「日本経済再生に向けた緊急経済対策」事業による(忖度人材が介在した)スパコンPEZY社(ペジー)の脱税事件と決算虚偽報告事件に共通した問題かもしれない。

当店舗のボロクソの実態調査記事
https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20180607-00085979/

「クールジャパン」はこんなにひどいことになっていた
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/55359

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[ 2018年6月 9日 ]

 

 

 

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