アイコン 札幌市の亀裂は月寒断層も動いたか 北海道全域全電源喪失

 

 

6日03時08分に発生した胆振地方中東部(安平町東付近)を震源とするM6.7の地震(深度38キロ)は、石狩低地東縁断層帯(苫小牧-千歳-石見沢)の安平町東で発生、当断層の北西の延長線上にある月寒断層が刺激され隆起・陥没を生じさせたものと見られる。道路や公園などに延び、50センチ以上の段差のある亀裂が生じ、その断層上にある家屋は傾いている。そうした断層亀裂が何本か生じている。

札幌市では、2010年12月2日6時44分に、清田区真栄付近を震源とするM4.6の地震が発生していた。震源の深さは約3キロ。
月寒断層が動いたと見られ、極めて浅い直下型地震で、震度の範囲は狭いが、震源地付近はドーンと上下に大きく揺れ、北広島インターチェンジ付近でも深度5弱を観測していた。
札幌市は石狩平野の西部に位置する。

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石狩平野は、北は増毛山地、東は夕張山地、南西部は余市岳・恵庭岳などで囲まれている。
石狩平野は、北海道の東側で、太平洋プレートという岩盤が、年間10cm位のスピードで北海道(オホーツクプレート)の下に沈み込んでいる。
太平洋プレートの沈み込みにより、北海道が上に押される。その結果、岩盤が周りに比べて非常に弱い石狩平野に、歪み(地震を起こす原因)が溜まる。弱い所に力が集中した結果、耐えきれなくなって地震を発生させる。

<北海道全域電源喪失の異常事態>
なお、今回の地震では、北海道の電源喪失という異常事態となっている。電線も多くが寸断されており、自家発電装置がある病院などは救われるものの、そうではない病院などでは患者の生命の危機に至る。透析患者は自家発電装置がある透析ができる病院を24時間稼動させ対応するか、北海道各地の港に巡視船や警備艇などを回し、北海道外へ移送して対応するしかないだろう。
電気がなければ、信号は消え、水道も使用できず、電話もできず(北海道の公衆電話は無料開放中)、ボンベガスのない家では食事もできず、トイレさえ流せない。それでもEV所有家庭や太陽光発電家庭では昼間の電力は何とかなろう。
厚真町の土砂崩れでは多くの家が被災し、夜中午前3時の寝ている時間帯、39人の安否が不明となっている。
異常事態・ 非常事態だ。

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札幌市付近の断層
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[ 2018年9月 6日 ]

 

 

 

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