アイコン 苫東厚真火力発電所 再稼動大幅遅れ 水力が14日にも発電開始

 

 

苫東厚真火力発電所 計165万kW
1号機 出力35万kW・・・9月以降稼動
2号機 出力60万kW・・・10月中旬以降稼動
4号機 出力70万kW・・・11月以降稼動

世耕経産大臣は11日、地震の影響で運転が停止している北海道最大の火力発電所、苫東厚真火力発電所の復旧について、北海道電力から報告を受け、1号機が9月末以降、全面的な復旧は11月以降にずれ込むという見通しを示した。その上で北海道内の節電要請について、少なくとも週内は20%の節電目標を求めるとしている。10日の節電率は15.4%となっている。
世耕大臣は、現地調査もされないまま、これまで復旧には1週間以上と述べていた。
苫東厚真火力発電所は、震度7を記録した震源地に近く、直下型の地震だったため、損傷を受けたものと見られる。

北電によると虻田郡京極町の京極揚水発電所の2号機20万kwの稼働が14日に予定されている。

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ピーク総需要385万kw、現在の発電力345万kw(北電235満kW+本北通電60万kW+新日鉄や製紙会社の企業自家発電50万kW)となっている。

北電はHPで315万kWまで発電が可能としており、京極揚水発電所を含め80万kwあまりが順次発電体制に入るものと見られ、今後とも企業発電の増加や北電での発電量増加が見込まれる。

なお、節電でも暗くしすぎて怪我したり、北海道では零下の気温も観測されており、エアコンを抑制して健康を害するようであってはならない。LED照明はそれ自体が節電されており、消しても蛍光灯の節電には大幅に及ばない。
人がいないときには蛍光灯やエアコンを小まめに消すだけでも大きな節電になる。企業にあっては、蛍光灯かLED化によって異なろうが灯りやエレベータ、空調が大きな節電になろう。ススキノのネオン街のネオンも20%ダウンさせるべきだろうか。

節電が浸透しすぎれば、経産省が再稼動を期待する泊原発の再稼動の必要性はさらになくなる。
北電は泊原発を入れなくても315万kW+165kW(苫東)の計470万kWの能力を持っていることになる。定期検査などでの既存発電所の停止にも対応できる。別途、北電へ供給する企業の自家発電の余力分もある。それでも万が一の時には本北通電を行えばコト足りる。

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[ 2018年9月11日 ]

 

 

 

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