川内原発再稼働差し止め却下 鹿児島地裁
鹿児島地方裁判所は、再稼働第1号の可能性が高い鹿児島県の川内原発について、運転差し止めの仮処分の申し立てを却下した。
仮処分を申し立てていたのは鹿児島や熊本などの住民ら。
報道によれば、原告側は原発で想定される最大の揺れ、「基準地震動」が小さすぎ、安全性が確保されていないと主張しており、これに対し、九州電力は「基準地震動を超える地震が起きても耐震性には余裕があり、重大な事故が起きる危険性はない」と反論していた。
これを受けた九州電力は、7月の再稼働に向けた作業を予定通り進めるとみられているが、住民側は、福岡高裁宮崎支部に即時抗告する方針だという。
[ 2015年4月22日 ]
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