アイコン ネパール 巨大地震M7.9襲う 2千5百人以上死亡

米国地質調査所国立地震情報センター(USGS,NEIC)によると4月25日15時11分ころ地震があった。
震源地は、ネパール首都カトマンズの北西約80キロ(北緯28.1度、東経84.6度)で、地震の規模はマグニチュード7.9、震源の深さは約15キロと推定されている。現地での揺れは30秒から2分間続いた。

AFP通信などによれば、警察当局者は、これまでに死者が増え続け2千5百人以上に達し、首都のカトマンズやポカラ(ネパール第2の都市)などで多くの死者が出ているという。

ネパール政府は非常事態宣言を出し、各国に支援を要請している。ネパールでは、幹線道路が破壊されたほか、国際空港も被害を受け、救助活動への影響が懸念されている。

AFP通信などによると、世界最高峰エベレスト(8848メートル)では、雪崩が発生し、少なくとも17人が死亡。その中に日本人登山者も2人も巻き込まれ、うち1名が亡くなったという。
近隣国のインドや中国、バングラデシュなどでも、倒壊した建物の下敷きになるなどして多数の死傷者が出ている。
以上、

当地は、インド大陸プレートとユーラシア大陸プレートがぶつかる位置にあり、過去180年前に大きな地震が発生したとされるが、最近では大きな地震は少なく、建物は中層階でも地震対策など皆無、当地震で古い建物中心に倒壊している。寺院などの観光地も多く、そうした建物も倒壊、被害が拡大している。
本震後にM6.6とM6.7の余震も発生しており、今後も余震への警戒が必要となっている。

すでにネパールへは、インドや中国から緊急救助隊が派遣され、倒壊した建物など生存者の救助活動に当たっているという。
日本も70名編成の緊急援助隊を送った。警察が23人、消防が17人、海上保安庁が14人、医師や看護師が5人などで構成されているが、内容からして今後の状況を見るあくまで援助隊のようだ。


ネパール

[ 2015年4月27日 ]
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