2017年 訪日客19.3%増の2,869万人
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国交省の発表によると、昨年1年間に日本を訪れた外国人旅行者は、一昨年より約460万人増加、率にして19.3%増えて約2,869万人となり、5年連続で過去最高を更新した。
これは、中国やロシアから訪れる観光客向けのビザの発給要件などが緩和されたことや、日本とアジア各国を結ぶLCC=格安航空会社や、クルーズ船の便数が増えたことが主な要因。
(特に、韓国からは、THAAD問題により、それまで中国へ飛ばしていたLCC機が日本各地の空港へ振り向けられ、韓国の地方空港からも日本便が大幅に増加、訪日客が大幅に増加している)
石井国交大臣は、「旅行者の数はこの5年で3.5倍に増えたが、外国人旅行者の旅のスタイルは個人旅行化や体験型のコト消費を重視するようになるなど変化しているので外国人旅行者のマーケティングを強化していきたい」と述べている。
政府は、日本を訪れる外国人旅行者を東京五輪年の2020年までに4000万人に増加させる目標を掲げている。
目標達成に向けては、アジアに比べて少ない欧米からの旅行者を増やしたり、日中だけでなく夜間も観光を楽しめる環境を整備したり、地方への観光客誘致など、旅行者のニーズをとらえた施策を充実させていくことが課題となる。
以上、報道参考
安倍政権による最大の政策効果実現の一つ。ただ、消費不況下、勤労者・消費者対策はまったく皆無、国内旅行者の宿泊は減少し続けている。
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[ 2018年1月12日 ]