アイコン 北海道で震度6強の地震 震源は胆振地方中東部(苫小牧北東)

 

 

気象庁によると6日03時08分ころ、北海道で震度6強の地震があったと次のように発表した。

震源地は、
胆振地方中東部(北緯42.7度、東経142.0度)、苫小牧の北東、安平町の東方面。
震源の深さは約40km、
地震の規模(マグニチュード)は6.7
と推定されている。
この地震により観測された最大震度は6強。
引き続き、余震が発生しており、今後、同クラスの地震がまた発生する可能性もある。

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[震度3以上が観測された地域]
震度6強 胆振地方中東部
震度6弱 石狩地方南部
震度5強 石狩地方中部 空知地方南部 日高地方中部
震度5弱 石狩地方北部 渡島地方東部 胆振地方西部
震度4  渡島地方北部 檜山地方 後志地方北部 後志地方東部
      空知地方北部 空知地方中部 上川地方北部 上川地方中部
      上川地方南部 留萌地方南部 日高地方西部 日高地方東部
      十勝地方北部 十勝地方中部 十勝地方南部 釧路地方中南部
      青森県三八上北 青森県下北

[震度5弱以上が観測された市町村]
北海道
震度6強 安平町
震度6弱 千歳市
震度5強 札幌北区 苫小牧市、江別市、三笠市、恵庭市、長沼町、新ひだか町
震度5弱 函館市、室蘭市、岩見沢市、登別市、胆振伊達市、北広島市、石狩市、新篠津村、南
幌町、由仁町、栗山町、白老町、厚真町、むかわ町、日高地方日高町、平取町、新冠町
以上、
北海道東部では太平洋プレートが陸側のオホーツクプレートに潜り込み続けており、プレート間のバランスが崩れたときに、大きな地震が発生する。また、プレート間の圧力が隆起し十勝山脈などを形成し、多くの断層も生じさせている。今回の地震は深度40キロはプレートより浅く、断層型の地震。

当地震で札幌市でも道路が陥没や亀裂が発生している。札幌市付近には野幌丘陵断層、月寒断層、西札幌断層の3断層があり、石狩低地東縁断層帯(苫小牧-千歳)に位置する安平町の東方面で地震は発生、M6.7の地震の影響で札幌付近の断層が動いたのか、単なる地震のエネルギーにより生じたのか調べる必要がある。

<地震を発生させる断層そのものが未知の世界>
日本には未知の断層が山ほどある。表層に現れていない限り地底30キロ、60キロなどほとんど分かりようもない。警固断層が動いた福岡県沖地震では断層は福岡市中央区辺りの博多湾内までとされていたが、実際は数十キロ先まで伸び、博多湾から20キロ先あたりが震源地だった。

また、地震周期説は目安にはなろうが、信用すれば危険、大きな地震では近くの断層が影響を受け地震を発生させる(熊本地震では有明海側の日奈久断層北端で当初動き、近くの布田川断層帯が動き、阿蘇が動き、豊後水道側の大分県でも余震が発生している)。
東日本大震災の巨大地震でも、いち早く反応したのは500キロ以上離れた長野県北部と富士山付近を震源とする地震だった。
地震大国日本、どこでも、いつ発生するか誰にもわからない。注意するしかない。

0906_02.jpg

北海道の断層
http://www5d.biglobe.ne.jp/~kabataf/katudansou/hokkaidou/hokkaidou.htm

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[ 2018年9月 6日 ]

 

 

 

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