長崎新幹線 ９月２３日、連休に合わせ開業へ／JR九州
JR九州は、今秋予定している長崎新幹線(正式には「西九州新幹線」（武雄温泉－長崎）の開業日を９月２３日にすることで最終調整していると報じられている。国交省との最終調整を経て近く発表する。
開業時期をできるだけ早めることで「新幹線効果」を最大限取り込み、新型コロナ惨禍で落ち込む旅客数や観光業の復興につなげる。
開業日を巡っては、秋の台風シーズンと重なることから、１０月とする案もあった。ただ、沿線の佐賀、長崎両県とJRグループ６社が同月から大型観光キャンペーンを予定しており、ほかにも観光イベントが相次ぐことを踏まえ、９月下旬の３連休初日に照準を絞ったものとみられる。
JR九州は昨年４月、フル規格で整備が進む「武雄温泉－長崎」の路線名を「西九州新幹線」にすると発表していた。
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ただ、同区間を含む「九州新幹線西九州（長崎）ルート」のうち、「新鳥栖－武雄温泉」に関しては、現在も整備方式が決まっておらず、ルートは未定のままとなっている。
このため、博多から長崎に向かう場合、武雄温泉駅で新幹線に乗り換える「リレー方式」、現在、特急列車の最速で１時間５０分かかっている「博多－長崎間」の所要時間は約３０分短縮される。
西九州新幹線は、鉄道建設・運輸施設整備支援機構による工事がまもなく完成を迎える。
JR九州は、施設が引き渡された後、開業までの数ヶ月間で新幹線の試運転や乗務員の訓練を実施する。
長崎新幹線「かもめ」は６両編成で４本投入、車両基地は大村市に設置している。
以上、西日本新聞参考
９月には、新コロナ惨禍から国民は開放されていることだろう。そう願いたい。
[ 2022年2月18日 ]
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