アイコン 静岡茶の「土屋製茶」/破産手続き開始決定 <静岡> 新型コロナ関連倒産


茶卸の(有)土屋製茶(所在地:静岡市葵区昭府1丁目*** )は4月11日付、静岡地裁において破産手続きの開始決定を受けました。

官報より参照。

負債総額は約6億円。

資本金は500万円。

同社は昭和38年6月に創業、昭和56年4月に法人化へ、業績が低迷する中、新型コロナの影響もあり事業を断念、今回倒産の事態となった。

 

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破産管財人には、山下善弘弁護士が選任されているとのこと。

破産債権の届出期間は令和4年5月31日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和4年7月5日午前11時。

事件番号は令和4年(フ)第145号となっています。

 


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経営破綻 要約版  JC-NET版

1

破綻企業名

()土屋製茶

2

本社地

静岡市葵区昭府1-1-30

3

代表

土屋晶彦

4

創業

1963年

5

設立

1981年4月.

6

資本金

500万円

7

業種

製茶、製茶卸業

8

破綻

2022年4月11日.

破産手続きの開始決定

9

破産管財人

山下善弘弁護士(山下善弘法律事務所)

電話:054-273-9600

10

裁判所

静岡地方裁判所

11

負債額

約6億円

12

破綻事由

同社は1番茶・2番茶を扱う製茶業者。お茶専門店や百貨店などへの卸のほか通信販売や仏事向け卸販売を行っていた。しかし、日本人の茶離れ、さらに茶需要がペットボトルに流れ、茶葉を嗜む需要が減少し続け、同社は近年の経営不振から製茶部門を他社に譲渡し、仕入れ卸業に専念していた。しかし、製茶の設備投資にかかわる過去の借入額が大きく、今般の新コロナ事態で飲食店などの需要も大幅減少して同社はさらに業績不振に陥り、今回の事態に至った。

 

なお、先日は小田原市で享保年間から続いていた老舗株)茶加藤も経営破たんしている。

日本茶は海外で好評を得ているのだが・・・。

 


 

 

[ 2022年4月21日 ]
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