アイコン 卵焼き一筋「玉吉」/破産手続き開始決定 <東京> 銀行コロナ融資断る


玉子焼き製造販売などの(株)玉吉(所在地:東京都江戸川区西瑞江3-23-1、代表:吉田喜永)は4月27日、東京地裁において破産手続き開始決定を受けた。

負債総額は約6.5億円。

 

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資本金は4800万円。

同社は昭和27年2月に創業、昭和35年9月に法人化へ、業績が低迷する中、新型コロナ影響もあって事業を断念、今回倒産の事態となった。

破産管財人には「巻之内法律事務所」の村上晋太郎弁護士(電話番号:03-5212-7411)が選任されている。

破産債権の届出期間は令和4年6月1日まで。


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経営破綻 要約版 JC-NET

1

破綻企業名

(株)玉吉

2

本社地

江戸川区西瑞江3-23-1

3

代表

吉田喜永

4

創業

1952年

5

設立

1960年9月.

6

資本金

4800万円

7

業種

卵焼きの製造販売、水産加工品の卸販売

8

売上高

以前のピーク期、約12億円

2020年8月期、約4億円

9

破綻

2022年4月27日.

破産手続きの開始決定

10

破産管財人

村上晋太郎弁護士(巻之内法律事務所)

電話:03-5212-7411

11

裁判所

東京地方裁判所

12

負債額

約6.5億円

13

破綻事由

同社は京都の惣菜メーカーの東京事業所が独立した卵焼き専門店。卵焼き一筋に「本玉」、「厚玉」、「錦糸」、「伊達巻き」などを製造し、寿司店や仕出し惣菜店、弁当製造業者に販売していた。また、百貨店やスーパーにも卸していたが、今やブランドより安けりゃ良い時世、同業者との競争から値引き要請もきつく同社は売上不振・採算性の悪化に陥っていた。

そうした中、今般の新コロナ事態では寿司店用の高級卵焼きの需要が大幅減、資金繰りに窮する中、同社の取引銀行は政府の制度融資でも新コロナの特別融資の貸付を拒否し、同社は資金繰りに行き詰まり昨年2月に事業を停止していた。

 

[ 2022年5月11日 ]
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