倒産要約版 野村大理石(株)(東京)/自己破産へ 新型コロナ関連倒産
東京に拠点をおく、野村大理石(株)が自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は約2.5億円。
以下要約。
破綻 要約版 JC-NET |
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1 |
破綻企業名 |
野村大理石(株) |
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本社地 |
東京都練馬区大泉学園町8-31-11 |
3 |
代表 |
野村義弘 |
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設立 |
1968年2月. |
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資本金 |
3600万円 |
6 |
業種 |
石工工事会社 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約7億円 |
2020年12月期、約1億円 |
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8 |
破綻 |
2022年5月17日、 |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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9 |
委託弁護士 |
津川哲郎弁護士(津川哲郎法律事務所) |
電話:03-3221-6262 |
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裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約2.5億円 |
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破綻理由 |
同社はゼネコンなどから受注して、ホテル・オフィスビル・マンション・レストランなどの床や壁に用いられる御影石や大理石の施工専門会社。しかし、そうした材を用いる建物は減少の一途をたどり、今や安価なはりぽての樹脂製化粧板に変わってしまった。同社は本社ビルを売却してまで減少したニーズに応えてきたものの、今般の新コロナ事態で予定案件の工期の先延ばしや中止から売上高をさらに落とし、先行きの見通しも立たないことから、今回の事態に至った。
こうした専門技術会社は次世代に残さなければならないのだが・・・。これまでの空前の利益増に大喜びのゼネコンもこうした協力企業を支援する体制など皆無。 |