新治商業協同組合ほか1社(茨城)/破産開始決定 「さんあぴお」 倒産要約版
茨城に拠点をおく、新治商業協同組合ほか1社が破産開始決定を受けた。
負債総額は2社合計で約7億円。
以下要約。
倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
新治商業協同組合 |
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本社地 |
茨城県土浦市大畑1611 |
3 |
代表 |
大槻利夫 |
4 |
設立 |
1990年6月. |
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資本金 |
出資金:4013万円 |
6 |
業種 |
ショッピングセンター運営会社 |
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施設名 |
新治ショッピングセンター さんあぴお |
8 |
売上高 |
以前のピーク期、約2.5億円 |
2022年3月期、約0.5億円 |
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9 |
関連会社 |
新治商業開発(株) |
本社地:同/代表者:同/不動産管理業 |
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10 |
破綻 |
2022年11月17日.(2社共通) |
破産手続きの開始決定 |
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破産管財人 |
小菅稔弁護士(小菅綜合法律事務所) |
電話:029-835-7810 |
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裁判所 |
水戸地裁土浦支部 |
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負債額 |
約7億円(新治商業協同組合) /新治商業開発(株)は僅少 |
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破綻事由 |
同組合が運営するショッピングセンター「さん・あぴお」は、長崎屋新治店を核店舗に1993年4月に開業。2階建の店舗面積は1万1034平方メートル。地元主導型ショッピングセンターとして協同組合が建物の約半分を所有する形で運営されていた。しかし、長崎屋の経営破たんから、2003年12月にスーパー「エコス」(本社・東京都昭島市)が長崎屋分を買い取って食品スーパーを運営、現在も営業を続けている。組合は残る半分の専門店街を運営していた。しかし、専門店街の売上不振に多くのテナントが撤退し、一時30店あった店舗も現在は8店舗を残すだけとなり、同組合は施設内商店街の維持運営が困難なことから、今回の破産申請となった。 なお、エコス部分はエコスが区分所有しており、今回の破綻にエコス店は関係なく、営業は続けられている。 |