アイコン ベトナム新幹線構想 日本へ支援要請 8兆円超のハノイ-ホーチミン間の高速鉄道建設


ベトナム政府は13日、国内を縦断する高速鉄道建設に関し、日本政府に支援を要請したと発表した。
ベトナム政府の声明によると、ファム・ミン・チン首相と日本の鈴木俊一財務相が同日、ハノイで会談。支援要請はこの中で行われた。
日本は、ベトナムにとって最大の公的開発援助国で、対外直接投資(FDI)の大きさでは3位。
ベトナム国営メディアによると、同国は最大648億ドル(約8兆3000億円)をかけて、全長1545キロメートルに及ぶ鉄道を建設することを検討している。
以上、ロイター参照

ベトナムはインドネシア(現政権は中国と仲良しの闘争民主党政権)と異なり、中国に発注する可能性は0。ベトナムと中国は西沙諸島、南沙諸島、ベトナム沖の大陸棚の海底油田開発でも抗争関係にある(ベトナム戦争直後、中国軍がベトナムに侵攻した戦争もあった)。

首都ハノイ市と南部ホーチミン市(旧サイゴン)との距離は直線距離で1160キロ、陸上距離で約1726km。両市をベトナム新幹線でつなぐ構想と見られる。

 

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これまで多くが飛行機便を利用しているが、経済発展や観光開発のためにも、その中間にあるダナン、ホイアンなどいくつもの都市を高速鉄道でつなぐ必要がある。開通すれば300キロ/時速、6時間30分前後で行き来できるようになる。現行鉄道では30~40時間かかる。

ベトナムへは、韓国企業が大量進出、家電やスマホなどサムスンやLGの一大生産基地となっている。
米市場では中国がシェアを大きく落とす中、韓国のシェアは伸びず、台湾・ベトナム・マレーシアが伸ばしている。ただ、ベトナムから米国へ輸出している多くは韓国企業の製品でもある。半導体のセットメーカー(パッケージ化)も多く、進出企業も多い。また、文前政権下、最低賃金を2年間で3割増加させたため、中小企業も、韓国ではやっちゃおれんとベトナムへ移転する企業が続出していた。

また、米中貿易戦争により、中国から工場を移転する外資もベトナムへは多くなっている。日本企業も中国から一部をベトナムへ移転させ、ベトナム進出企業としては韓国に次ぎ、2番目で2500社前後が進出している。
(日本はタイ・インドネシア・ベトナムが多く、韓国はベトナム・フィリピン・インドネシアが多い)

まだ、北部や内陸部の地方では農業が主で農閑期は仕事がなく、海外出稼ぎ組も多く、更なる経済発展が求められている。
ベトナムからは、日本の賃金安と円安により、賃金が高い韓国への出稼ぎが多くなっており、造船の溶接工など技術工は韓国へ向かっている。日本は政府と経団連の低賃金政策の下、低賃金の温室効果ガスが充満しており、東南アジアの出稼ぎ労働者からも見捨てられつつある。日本へ来る労働者の質が悪化し続けることになる。

ベトナムは、韓国が以前からアニメ・韓流ドラマで進出、今ではベトナム戦での韓国兵隊たちによる村民虐殺など知らない若者がほとんど。洗脳とは怖いものだ。

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[ 2023年1月17日 ]

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