（株）ＳＥＩＳＹＯ　ＦＵＲＮＩＴＵＲＥはリビングボードやキャビネット、書棚などの家具製造会社。新築住宅が現場造作のウォークインクロゼットなどにより、家具需要が限られる中、同社は医療や老健施設、ホテル等の別注家具に展開。売上高は一時減ったものの、別注家具の受注で盛り返してきていた。しかし、別注家具はゼネコンが受注し、予算が乏しく、採算性は低かった。その上、今般の木材価格の高騰を受け、資金繰りにも窮するようになり、今回の事態に至った。

この破産手続きに関しては、選任された弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きに関して、債権者に対する届出期間が設定されています。この期間は、令和5年4月25日まで。

また、財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和5年7月12日午後1 時30分となっています。

当該事件は、令和5年（２０２３年）に発生したもので、番号は（フ）第2号・第3号となっています。

既報記事
（株）ＳＥＩＳＹＯ　ＦＵＲＮＩＴＵＲＥなど２社／自己破産へ　＜大川・日田＞　家具製造　倒産要約版