アイコン みなさま、おはようございます!(沖縄県国頭郡東村・依田啓示)


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依田啓示
https://www.facebook.com/keijiyoda
みなさま、おはようございます!
尊敬する先輩達がなぜか最近みんな鶏飼育を始めたので、ちょっと真似してみました。ヒヨコから始めると中々可愛いもんですね。
さて、今月4月23日に我が東村村長選挙を迎えます。いよいよ本日18日告示です。
人口が沖縄本島内の自治体で最低でありながら、今年の沖縄県の選挙でおそらく一番重要な選挙です。
様々なプロパガンダにより、沖縄県民の感情が一番乱される県知事選、国政選挙、名護市長選(辺野古移設)、宜野湾市長選(普天間移設)に次ぐ社民立憲共産党が暗躍し、県民同士を感情的に対立させる最重要戦略拠点と言っても過言ではありません。
幸いな事に、昨年初めの南城市長選挙で古謝景春市長が前例のない奇跡的なカムバックを果たしてから、昨年秋の那覇市長選挙まで地方自治体選挙は正常化しつつありますが、残る我が東村(高江ヘリパッドを巡る政治闘争拠点)は、共産党系の村長が現職という全国的に稀な村。

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空中分解したオール沖縄の過去の選挙区においても、保守系分裂により擁立された当選者の全員がすでに中立化している中で、まるでかつての稲嶺進名護市長のようにゴリゴリの共産党系が現職として当選した珍しい自治体。
今回非常に興味深いのは、共産党現職が二期目に挑戦するにあたり、一期目選挙で共産党候補であった事を知らずに投票した村民が非常に多かったこと。彼らの動向がどう影響するか、興味津々である。
また、共産党現職がつとめたこの4年間、イデオロギーは絶対に持ち込まないと支援者に約束したのにも関わらず、隣接、周辺自治体との連携を図らず数々の振興予算を取り漏らしてしまったこと、基地反対活動だけは活発にやり、村民の生活を放り出して自治体の首長という共産党系としては希少な地位を使って特定政党の政治工作にのみ加担した事も知れ渡ってきた。新聞記事を検索すれば、基地撤去、反対活動、要請行動の数々が一面に出てくる。
そして今回の公約ときたら相手方陣営が先に出したチラシを丸ごとパクり。村民から失笑を買っている。特に予算確保の目処が全くないのに村内学生の給食費全額補助など完全に村民をナメている。名護市長選挙でも問題になった通り、ただのやるやる詐欺である。その他、役場の課長とのコミュニケーションを取らず、議会に承認された予算すら執行しなかったものもある。
近隣自治体の首長の会に一切顔を出す事なく、大事な予算の要請や陳情に同行すらしない。いくら共産党員でも、こうした住民軽視の姿勢には怒るべきだと思う。
人を堕落させ社会の絆や文化を破壊するのは、何も共産党だけではない。保守系と言われるような人達の一部にも同じように違和感を感じてはいるが、共産党はその中でもそうした利権政治を厳しく糾弾し弱者を擁護してきたはず。
村内においては、役場が補助金を出す関連団体に自分の身内(同じ地域の出身者、近親者、政党関係者)を送り込んで現場を分裂させたり混乱させた。その証拠に、公私混同が激しい副村長人事を何度も否決され、この4年間副村長不在の異常事態。
利権を一番嫌うのが共産党ではなかったか?僕も尊敬している共産党支援者の先輩方も呆れるほどの利権誘導は、もはや共産党候補と名乗るのも恥ずかしいくらい。
僕がこれまで見てきた東村の政治家の中でトップクラスに好きなのは意外や意外、高江区の伊佐正次村議(共産党)です。考え方が実に現実的で、議論もフェア。異論にも傾聴する姿勢があり、ブレない太い骨がある。
だから、なんでも「是々非々」で見る癖がついた。小さな村だから、小さな違いを貶し合うよりも、相手が誰であれ、言っている事が正しければ賛同するし、場合によっては共闘する覚悟を持つ事は大事な事だと思う。
ところが、今回の東村長選挙。現職は、共産党の身分を隠して村民を騙したと言われている現職。村役場の課長時代は、共産党機関誌「赤旗」を購読し、職務中に読んでいたのを複数の同僚に何度も目撃されている。そして4年前に初当選してからは、保守系、または防衛系の関連団体と見るや一切の交流を断ち、経済を停滞させ村民に対する大きな損害を与えた。
自らの「共産党信仰」を貫くのは勝手だが、それに東村民を付き合わせて心中させるのは政治家失格!イデオロギーしかない人物が住民の生命や財産を預かってはいけないと痛感する。
また、人口減少が著しい東村において、すでに周りの自治体で完了している小中学校の統廃合の判断から逃げている事実は特に深刻。教職員組合に先生を減らすなと言われ、出身地域の有銘(あるめ)区では統合反対を叫びながら、村長として廃校を進め、議会に追及されたら「選択制」にするという茶番!そして、これから議論する委員会を立ち上げるらしい!待ったなしの事案だよ!
限界集落と言われてもおかしくない有銘小学校の生徒数21人、高江小学校13人である。学年によっては2人しかいないのに、なんだ選択制って?折衷案とか妥協案で真ん中とるような話か?
こうした深刻な問題に真正面から向き合わない姿を見て呆れた身内が大勢出てきた。その結果、自ら強固な地盤を築いてきたはずの地元有銘区の区長選で身内候補がまさかの惨敗。見てる人はしっかりと見ていたという証拠。
この共産党現職村長は、午前中だけ登頂して午後は選挙運動している。つまり、毎日半日は役場不在。この4年間やるべき事をやっていれば「共産党」でも悪くないねとなってたかもしれないのに、何もしてこなかったから、公約をパクり、個別訪問で「とりあえずもう一期だけさせて」と泣きつく事しかできなくなったのだ。
数十年を遡っても、二期目に落選した村長は過去にいないほど、挑戦者には厳しい選挙。共産党のバックアップも受けて資金も運動員も豊富。通常なら保守系のはずの農協の支店長まで取り込んで、副村長にした後、次の村長としてバトンを引き継ぐと挨拶回り。
まさか農協(JA)があの共産党(農民連)とくっ付くとは!そもそも農民連は、搾取団体に対抗する為に共産党によって作られた団体ではなかったのか?
今回の東村村長選挙、外部から共産党系、メディア系、労組系など様々な電話がかかってきたり、共産党の無許可街宣車が候補者の名前の連呼など選挙違反を繰り返している。現職が法律を軽視する違法な運動の先頭に立ってどうするんだ?
それと、非常に大事なポイントですが、2016年のあの夏に、1000人以上の活動家が小さな東村に押し寄せて救急車を私的利用したり公道で私的検問し村を大混乱させた事を村民の多くは忘れていない。最大の特産品のパイナップルが放射能汚染されているから買うなというのもありましたね。
あのグループの事実上のリーダーが今の現職村長である事さえ村民のすべてに拡散できれば、あとは良識ある村民達が判断してくれると固く信じています。
ちなみに、この共産党現職に挑戦するのは、港川ミツノリ(東村議会元議長)元大阪府警の警察官であり、あのあいりん地区西成署の機動隊の要職まで勤めた猛者。日本の暗部である貧困、差別問題などに直接向き合ってきた経験から、どんな意見に対しても傾聴し意見を堂々と主張する珍しい政治家です。顔はコワモテですが、義がハッキリとしていて、変な駆け引きをしない真っ直ぐな優しい男。
港川ミツノリに失った4年を早く取り戻して、得意な対話、異論や少数派に対する配慮、前例のない事に果敢に挑戦するスタンスで、さらに輝く東村を一刻も早く創造して欲しいと切に願います。
皆様、どうか我が村の正常化の為にお力を貸してください!
長いですが、可能な限りたくさんの皆様にシェアして頂けると有り難いです。

[ 2023年4月20日 ]
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