同社は中国のECサイトで、日本製の化粧品や雑貨品、医薬品などを販売していた会社。日本製品人気で急成長していたが、薄利で蓄積に乏しいことから、中国の関連会社で利益率の高い化粧品等の製造・販売に注力していた。しかし、今般の新コロナ事態が発生、物流混乱、代表が中国から長期間、日本へ入れなくなるなど経営も混乱、中国市場もロックダウン等で経済悪化、消費不況からそれほど売れなくなり、支えきれず、今回の事態に至った。

この破産手続きに関しては、選任された吉村彰浩弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きの財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和5年9月28日午後2時30分となっています。

当該事件は、令和5年（２０２３年）に発生したもので、番号は（フ）第1800号となっています。

既報記事

（株）BAIFUN（大阪）／弁護士一任　中国への越境EC事業　倒産要約版