(株)八ヶ岳モールマネージメント(山梨)/自己破産へ アウトレット施設運営 倒産要約版
山梨に拠点をおく、(株)八ヶ岳モールマネージメントが自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は約15億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)八ヶ岳モールマネージメント |
2 |
本社地 |
東京都千代田区西神田3-8-1 |
3 |
代表 |
藤井弘毅 |
4 |
設立 |
2000年10月. |
5 |
資本金 |
9000万円 |
6 |
業種 |
アウトレット運営会社 |
7 |
店舗名 |
「八ヶ岳リゾートアウトレット」 |
所在地:山梨県北杜市小淵沢町4000 |
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8 |
売上高 |
以前のピーク期、約19億円 |
2017年6月期、約12億円 |
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2022年6月期、約3億円 |
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9 |
破綻 |
2023年6月1日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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10 |
委託弁護士 |
布施知章弁護士(空と海そらうみ法律事務所)ほか |
電話:03-6451-1596 |
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11 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約15億円 |
13 |
破綻事由 |
同社は山梨県小淵沢町(現在/北杜市)の出資により設立されたアウトレット店「八ヶ岳小淵沢リゾートアウトレット(現、八ヶ岳リゾートアウトレット)」の運営会社。 2006年には茨城県大洗町に「大洗リゾートアウトレット」を開設。しかし、東日本大震災で浸水被災、改修工事をしてもフクシマ原発大爆発の影響から客足は戻らず、東電からの賠償金などで維持されていた。しかし、それも政府と東電・司法の意向で打ち切られ、2017年7月に施設を不動産開発研究所らへ売却、現在は「大洗シーサイドステーション」として運営されている。 同社は八ヶ岳リゾートアウトレット店のみの運営となっていた。今般の新コロナ事態で集客が大幅減少、70店舗あまりの店舗もこの間30店舗あまりが撤退、40店舗あまりの運営となっていた。そうしたこともあり、同社は大赤字から債務超過に陥り、資金調達も限界に至り、今回の事態に至った。 当施設に隣接して山梨県がスケートリンクか゜開設されているが、現在、北杜市が運営している。
新コロナもインフルエンザ並みになった現在、長崎知事は率先して同施設の再建策を講じるべきではないだろうか。実力の出しどころだろう。すでに撤退店舗では手入れなく廃墟化が進んでおり、すぐ動かなければ店舗の撤退は急増し、再起不能となる。近隣でリゾナーレ八ヶ岳(山梨県北杜市小淵沢町129-1)を運営する「星野リゾート」に運営委託もありかも・・・。 |