アイコン テスラ 走行中に煙、避難、全焼 全州市


全羅北道全州市を走行していた電気自動車「テスラ」で火災が発生した。ドライバーは避難し命に別状はなかった。
全羅北道消防本部などは4日、同日午後7時46分ごろに全羅北道全州市徳津区長洞の路上を走行していたテスラで火災が発生したと明らかにした。
ドライバーの通報を受け出動した消防隊員らによる約1時間の消火作業で火は消し止められた。消防署はバッテリーの再発火を防ぐため車の横に水槽を設置した。

ドライバーの話によると、火災が発生したテスラから走行中に煙が出たため急きょ車を止め避難したという。命に別状はなかったが、車は全焼した。
警察と消防はドライバーの証言などから正確な事故の経緯などを調べている。
以上、韓国紙参照

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EVは煙が出たら、即、車を安全なところに止め脱出、これが助かる最善の方法、火の手が上がれば5秒後には全焼状態になるとされ、衝突した際などでも、冷静にシートベルトを外し、脱出することが助かる唯一の方法。安全な場所を探す余裕などない。
EV火災は初期に煙の臭いがする。それから火の手が上がることが知られているが、100%煙が先行して発生するとは限らない。衝突しても火災は発生する。

韓国はよく車両火災が発生する国、日本の数倍は発生している(車両10万台あたり)。BMW車が燃え、最新のEV車も燃えたが、原因は別にしても韓国で一番燃えているのは現代+起亜(=現代G)の乗用車や商用車ということになる。しかし、CMが効いているのか、国家プロジェクトなのか、複数人か一度に死亡でもしない限りニュースにはならない。韓国で販売されている車両の75%以上が現代G社製である。海外製車両の火災は即ニュースとなるのだが・・・。

テスラ車の火災、
2023年1月7日午後1時30分ころ、京畿道南楊州市内を走行中、「電力減少」「走行不可」のメッセージが突然点灯しエンジンが止まった。
所有者が保険会社を通じて直接レッカー車を呼び車がソウル市の聖水洞サービスセンターに午後4時18分ころに到着、サービスセンターは休日で誰もいなかった。午後4時50分に車の中と外から高温で水が沸騰するかのような音が聞こえるようになり、4時57分ごろには車体の下から火花が飛び散り始めた。
直後に1回目の金属爆発音が聞こえ、所有者は午後5時2分、自ら119番通報。午後5時20分に警察と消防車が到着した直後、2回目の爆発音が聞こえ、同5時55分ころ3回目の爆発音がして、完全に火が消し止められたのは2時間48分後だった。
いわゆるEV用バッテリーの「熱暴走」のため消火作業は困難を極めたが、テスラ車は絶電中でのドアやボンネットの開け方が特有で、慣れない消防士たちはお手上げ状態、更にテスラの非常時などの電話連絡先は1回戦しかなく、話し中が多く、ほとんど繋がらない。そのため消防は燃えているテスラ車をサービスセンターの建屋に延焼しないような場所に移動させ、消火活動に当たった。

2022年12月26日に午前6時17分ころ、釜山市の第二万徳トンネル入口付近で、走行中のテスラ車の車内から煙の臭いが出て、女性運転手は自動車を止め避難、その後車両から火が出て全焼した。トンネル内ではなかったため大惨事には至らなかった。

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GMはLG製バッテリーを搭載、火災が相次ぎ、問題バッテリー搭載の15万台あまりを約2000億円かけリコールした(当時のレート)。その原因はLGも韓国政府系当局も見つけることはできなかったが、GMが見つけた。それは製造工程における品質の僅かなバラつきに起因したものだった。テスラ車は米国ではパナ車製、中国ではCATL製も採用、またLG製も搭載している。韓国ではLG製を搭載していると思われ、GMリコール後、ほかの自動車メーカーに納品している分について、lLGはリコールしたかは不知。

[ 2023年6月 6日 ]

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