アイコン 長崎県・新3区、金子家の都合で金子容三氏に世襲でお願いします。その5(改訂版)


金子 名刺

上の金子容三氏の名刺はあくまでも新3区有志から送られてきたイメージ画である。
下の名刺は実際に金子容三氏が使用している本物である。

金子 名刺

 

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衆議院の解散も月内にあるとの予測も流れ、長崎・新3区の自民党公認候補者の選任も急がれている。

金子原二郎

金子家の都合とは

金子容三氏の祖父で衆議院議員だった金子岩三氏は国会議員だった時に東京銀座の金子真珠ビルに地元の長崎県選挙管理委員会に届けている政治団体とは別に総務省に政治団体「山石会」という政治団体を届けていた。

会経責任者は金子岩三氏の秘書から金子原二郎氏の秘書を長らく務めていた熊本県八代市出身の吉村伸一さんだった。
吉村伸一秘書は10年ほど前に秘書を引退し、故郷八代市で余生を静かに過ごしていたが、6~7年前に亡くなられたと聞いている。
人物としては温厚で紳士的だったし、後援会でも人望があった。
金子氏と親しい業界関係者は金子原二郎氏の秘書にしておくのはもったいないと吉村氏を高く評価していた。

政治団体・山石会の名称は、岩三氏の岩の字を構成している上の山と下の石を横にして山石会である。
岩三氏らしい名前の付け方だと金子岩三を知る古老は笑っていた。

政治団体・山石会は金子岩三氏が亡くなってから、金子原二郎氏が昭和58年頃相続しているが、相続した時には山石会は約3億円近い政治資金を有する政治団体だった。

金子原二郎氏が長崎県知事を辞めて2010年の参議院選挙に出馬する時に山石会から2000万円を政治活動費として支出していた記憶があるが、公職選挙法(買収罪)に抵触していると専門家は指摘していた。

それでも山石会には政治資金が2億円以上が残高として有った。
他のいくつかの政治団体は原二郎氏が後年作った政治団体である。
明日の長崎県を創る会、金子原二郎後援会、原友会、新農政研究会等の政治団体に1億数千万の政治資金が政治団体にもそれぞれ残高を有してある。
金子家としては、その岩三氏から相続した山石会は勿論、他の政治団体の政治資金を相続するためには、容三氏を国会議員にするしかないのである。

総務省届け出の政治団体の政治資金は国会議員でないと相続できない。いくら親族とは言っても相続は出来ないのである。
これが、いわゆる政治家の地盤(選挙区)、看板(知名度)、鞄(資金)である。

政治家、金子原二郎氏が昨年7月、参議院議員を辞職し、国会議員・金子原二郎の後継者がいなかったら、金子原二郎氏の政治団体に残る政治資金はいくら親族でも相続できない、全額国庫に返納しないといけないのだ。
当然、金子家の都合としては、1億数千万という大金は他人の政治家に相続させたくない、だからといって国庫に返納もしたくない。
そこで金子家3代目・金子容三氏の登場となるのである。それが金子家の都合である。

ふざけるなと言ってやりたい。

そんな金子家の勝手な都合に付き合わされる新長崎3区の有権者こそ迷惑な話である。

JC-net・日刊セイケイ編集長・中山洋次

[ 2023年6月12日 ]
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