同社は天保年間（1831年～45年）創業の老舗の造り酒屋、一時コカ・コーラウェストの傘下に入っていたが、２００８年６月に酒類卸業の原武商店に株が譲渡され、鷹正宗は原武商店グループ社として運営されていた。ダイエーホークス時代にはドーム正面入口に鷹正宗の居酒屋も開店し、２００６年期には５１億円の売上高も計上していた、しかし、その後はリーマンショック、アベノミクス消費不況で競争激化、売上不振が続いていた。新コロナ事態ではさらに売上不振に陥るも、２０２２年１２月期には約２７億円の売上高を計上、今回の事態となった。

再生債権の届出期間は令和5年7月21日まで。

再生債権の一般調査期間は令和5年8月28日から令和5年9月11日まで。

事件番号は令和5年（再）第1号・第2号となっています。

既報記事
鷹正宗（株）、（株）原武商店ほか計３社（福岡）／民視再生申請等　元コカ・コーラ傘下　倒産要約版