同社は1981年に創業、86年に法人改組された飲食店経営業者であり、喫茶店「物豆奇（ものずき）」を運営していた。しかし、競争激化や新型コロナウイルスの感染拡大により、売り上げが低迷し、赤字に。経営のスリム化や不採算店舗の順次閉鎖などの対策を試みたが、集客は回復せず、2022年の売上高は約1億2000万円にまで落ち込んた。資金繰りの悪化や将来の見通しの不安から、今回の措置が選ばれることとなった。

この破産手続きに関しては、選任された中倉秀一弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きの財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和5年10月17日午後3時30分となっています。

当該事件は、令和5年（２０２３年）に発生したもので、番号は（フ）第240号となっています。

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