令和５年６月のコロナ関連倒産情報を掲載します。（続報、倒産要約等重複含む）

調査会社によれば、令和5年上半期（1-6月）の全国企業倒産件数は4,042件で、前年同期比32％増となり、5年ぶりの高水準となった。新型コロナウイルスの影響を受けた企業の中で、実質無利子・無担保の融資である「ゼロゼロ融資」を利用した倒産件数は322件で、前年同期の1.8倍に上昇した。物価高による倒産件数も300件で、前年同期の3.3倍に増加しており、今後も影響が続く見通しとされている。産業別では、「サービス業他」が1,351件で最も多く、次いで「建設業」が785件、「製造業」が459件となった。6月の全国企業倒産件数は770件で、前年同月比で41％増加し、15カ月連続で増加している。新型コロナ関連の倒産件数も同50.2％増の302件であり、今年3月の318件に次いで2番目に多かった。