アイコン 熱波 米南西部を襲う 数百万人に影響


アメリカ国立気象局(NWS)によると、1億1,300万人以上が何らかの暑さ警報を受けているという。
フェニックスでは13日間にわたって43度以上の気温が続いており、来週火曜日には43度以上の暑さの18日間の記録を超えると予想されている。
他の多くの都市では、気温が38度 を超えると予想されている。
NWSの警告では、熱波はネバダ州、オクラホマ州、テキサス州、カリフォルニア州などにも襲いかかるだろうと述べた。
南部平原の一部の地域では最高46度の「猛烈な暑さ」が予想されている。
気象予報士らは、一部の地域では夜間の気温が約32℃と「異常に暖かい」状態が続くと予想されており、夜間の暑さはほとんど軽減されないという。

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<欧州も>
熱波は、南ヨーロッパを襲っている。来週には同大陸で気温が過去最高値に達する可能性があるとの警告が出、人間の健康、農作物、動物への影響への懸念が高まっている。スペインのカナリア諸島、イタリア、キプロス、ギリシャ全域に気象警報が出されており、ギリシャ当局は金曜日か土曜日の気温が43℃か44℃に達すると予想している。ほか クロアチアやトルコも40℃を超えるとされている。
イタリアでは、観光客を含む人々が暑さのせいで倒れたという報告が複数ある。少なくとも1人が死亡した。

もうすぐ、カルフォルニア州の山林火災シーズン、カナダではすでに南西部と東部アルバータ州で大規模火災が発生していた。
熱波は山林や雑木林の下草を枯らし、火災が発生した場合、大規模火災に至るケースが多くなる。加州では大規模山林火災が毎年発生し、今年の大雨では山間部の貯水力が大幅に落ち、河川が中流域で氾濫・下流域では大洪水を発生させていた。
地球温暖化で氷が溶け暖かくなった北極、冷たいはず北極圏の気流や南下する気流も気温が上昇しており、手の打ちようもない。

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[ 2023年7月14日 ]

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