オージー（株）は、2002年に設立、一時休眠状態にあったが、2004年4月に商号を新日化ポリマー（株）に変更し、包装材料事業を再開し、その後、2006年6月に商号をポリマープラス（株）に変更。同社は大手量販店やファストフードチェーン、コンビニエンスストア向けに食品系プラスチック包装容器の製造を主力とし、2019年3月期には年売上高約18億5000万円を達成していた。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大やイベント中止により受注が減少し、2021年3月期の売上高は約12億8000万円まで減少し、欠損が発生。この間、新型コロナ関連融資を受けて経営を支えていたが、原材料価格の上昇などで業況の改善が進まず、困難な経営状況に。

その後、2022年11月にはグループ企業の事業再編に伴い、株式会社台和へ事業を譲渡。そして、12月に商号を再び（株）オージーに変更し、東京都新宿区へ本店を移転。そして、2023年3月31日に開催された臨時株主総会で解散することが決議され、その措置が実行された。