パナソニック液晶ディスプレイ(株)(兵庫)/特別清算 負債約5836億円倒産要約版
兵庫に拠点をおく、パナソニック液晶ディスプレイ(株)が特別清算開始命令を受けた。
負債総額は約5836億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
パナソニック液晶ディスプレイ(株) |
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本社地 |
兵庫県姫路市飾磨区妻鹿日田町1-6 |
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代表 |
代表清算人:加藤知之 |
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設立 |
2004年10月. |
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資本金 |
5億円 |
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業種 |
IPS液晶製造 |
7 |
特記 |
日立製作所、東芝、松下電器の液晶部門を統合して設立された会社。 |
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売上高 |
2008年3月期、約1523億円 |
10 |
破綻 |
2023年10月4日. |
特別清算手続きの開始決定 |
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申請代理人 |
柴野高之弁護士(堂島法律事務所東京)ほか |
電話:03-6272-6847 |
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裁判所 |
神戸地裁姫路支部 |
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負債額 |
約5836億円 |
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破綻事由 |
同社は(株)日立製作所、(株)東芝、松下電器産業(株)〈現:パナソニックHD(株)〉の3社の出資により、それぞれの液晶部門を統合させ発足させた液晶ディスプレイの製造会社。2010年にパナ社がほか2社の出資株を買い取り、パナ社の子会社になっていた。2008年3月期には1523億円を売り上げ、2013年期には1500万台(32型換算)の生産能力を持つまでに至った。TVのほかタブレット、医療用モニター、カーナビ用なども対応、「4K」「8K」の高画質パネルも製造していた。 しかし、韓国勢や中国勢のディスプレイメーカーとの市場競争にさらされ、また、液晶(LCD)から有機 EL(OLED)ディスプレイに市場が変化、同社は2016年9月最大市場のTV用から撤退。 同社は創業から黒字を出すこともなく、 2019年に液晶事業からの撤退を表明、 2023年3月に事業停止。 2023年9月1日付で解散決議、 9月19日に特別清算を申請していた。
追、句読点おじさんの岸田首相は、次は有機EL事業(OLED)会社を官民一体となり発足させるのだろうか。首相は官邸に刷ればいくらでも銭が湧き出てくる玉手箱を隠し持っている・・・内緒。 |