(株)さんりくフーズ(宮城)/自己破産へ 水産加工 倒産要約版
宮城に拠点を置く、(株)さんりくフーズが自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は約2億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)さんりくフーズ |
2 |
本社地 |
宮城県石巻市湊東1-10-3 |
3 |
代表 |
髙松久 |
4 |
設立 |
1965年4月. |
5 |
資本金 |
1920万円 |
6 |
業種 |
水産加工 |
わかめ、海産・乾物や佃煮、惣菜缶詰加工 |
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7 |
通販 |
オンライン販売「三陸松久」 |
8 |
売上高 |
以前のピーク期、約3.5億円 |
2023年3月期、約0.6億円 |
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9 |
破綻 |
2023年9月30日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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10 |
委託弁護士 |
住吉毅洋弁護士(石巻のぞみ野法律事務所) |
電話:0225-22-5168 |
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11 |
裁判所 |
未定 |
12 |
負債額 |
約2億円 |
13 |
破綻事由 |
同社は海産物の下降卸販売会社。スーパーやオンラインショップで販売していた。しかし、2011年3月の東日本大震災の津波で同社の工場は全壊、操業停止、公的支援で工場を建設して事業を再開させたものの、顧客は回復せず、償却費も負担となり、財務内容悪化、借り入れ負担もあり、資金繰りも厳しくなっていた。 追、 東日本震災のような国家的特別な事情による操業停止などによる顧客離れは、問題が解決されれれば、顧客を戻す制度が必要だろう。既存の取引額の2/3でも制度的に回復させるべきではないだろうか。被災し税金を投入して工場を再開させた多くの事業者は客が戻らず、これまで多くが倒産している。お互い様の精神がハゲタカ時代に飲み込まれている。 |