(株)ヤマコン(愛知)/自己破産へ 昆布 負債28億 倒産要約版
愛知に拠点を置く、(株)ヤマコンが自己破産の準備に入ったことが判明した。
負債総額は約28億円。
以下要約。
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倒産要約版 JC-NET版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)ヤマコン |
2 |
本社地 |
愛知県名古屋市熱田区切戸町3-162 |
3 |
代表 |
山下秀和 |
4 |
創業 |
1951年 |
5 |
設立 |
1986年11月. |
6 |
資本金 |
5000万円 |
7 |
業種 |
昆布等乾物卸業/昆布、ワカメ、佃煮、惣菜製造 |
8 |
自社ブランド名 |
「ヤマコン」 |
9 |
売上高 |
以前のピーク期、約36億円 |
10 |
破綻 |
2023年10月2日. |
事業停止/自己破産申請の準備中 |
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11 |
委託弁護士 |
阪野公夫弁護士(阪野公夫法律事務所)ほか |
電話:052-961-7100 |
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裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約28億円 |
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破綻事由 |
同社は「ヤマコン」ブランドの出汁用昆布、佃煮、惣菜、乾物利用の食材を主力とする乾物卸業者。ワカメ・ヒジキなど海藻類も扱っていた。北海道や三重県の産地から材料を仕入れ、自社工場で製品化していた。しかし、アベノミクス消費不況・低労働コストの非正規雇用拡充による1億総活などで専業主婦が大幅減少、時間のかかる家庭料理が敬遠され、食生活が一変、同社製品は売上不振が続いていた。今般の燃料や材料が価格高騰し、生産コストが大幅上昇、消費不況で販売価格への転嫁は限られ、同社は採算性も急悪化させ、資金繰りにも窮し、今回の事態に至った。 美しい日本家庭の実態。 |