アイコン 衝撃 戸建て注文住宅 9月まで22ヶ月連続減少


戸建ての注文住宅の減少が22ヶ月も続いている。2016年の29.1万戸からしても22年は24.8万戸と6年間で▲4.3万戸減少、率にして▲15.0%減少している。
新コロナのように一過性ならば問題も解消されようが、少子高齢化の中、長期減少過程に入っているというのが正解だろう。
少子化の中、労働力の流動化という美名の下に低賃金の非正規雇用ばかり増加させ、いよいよ住宅も建てられない世代の層に突入してきてもいるようだ。
国民の消費活動と住宅投資の計はGDPの57%前後を占め、増加しなければ日本経済=GDPは停滞することを意味する。

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アベノミクスで企業は空前の利益を出しながら、就業者に還元せず、国益が一部の人たちに偏重、全体に回らなくなっている。
GDPが停滞しているのは27年前からで、経団連と政府はいまだバブル崩壊の重石を創り上げ、国民をバブル後遺症漬けに置いてけぼりにしている。
 大金融緩和・超低利どころかマイナス金利、そのお金を国民に循環させなければ日本経済は花開かない。もったいぶって難しくしている政府日銀、処方箋はその辺の薬草で簡単に治すことができるものだ。


スクロール→

全国、戸建注文住宅着工戸数推移

年度別(4~翌3)

2016年度

291,783

2.6

2017年度

282,111

-3.3

2018年度

287,710

2.0

2019年度

283,338

-1.5

2020年度

263,097

-7.1

2021年度

281,279

6.9

2022年度

248,132

-11.8

23/49

118,975

-10.2

 

全国、戸建注文住宅着工戸数推移

2019

288,738

 

2020

261,086

-9.6

2021

285,555

9.4

2022

253,287

-11.3

23/9

172,454

-9.3

 

全国戸建注文住宅の着工戸数推移 年月別  前比=前年比

 

20

2021

2022

2023

21

前比

22

前比

23

前比

1

18,037

19,200

6.4

18,130

-5.6

16,627

-8.3

2

19,557

20,390

4.3

19,258

-5.6

18,368

-4.6

3

22,327

22,340

0.1

20,246

-9.4

17,484

-13.6

4

21,018

22,877

8.8

21,040

-8.0

18,597

-11.6

5

19,697

22,867

16.2

21,314

-6.9

19,853

-11.5

6

23,650

26,151

10.6

23,196

-11.3

20,325

-12.4

7

22,706

26,071

14.8

22,430

-14.0

20,689

-7.8

8

21,915

25,100

14.5

22,302

-11.1

20,984

-5.9

9

22,337

25,659

14.9

22,258

-13.3

19,527

-12.3

10

23,013

26,840

16.6

21,834

-19.7

 

 

11

24,010

25,329

5.5

21,511

-15.1

 

 

12

22,819

22,731

-0.4

19,768

-13.0

 

 

261,086

285,555

9.4%

253,287

-11.3

172,454

-9.3

前比

-9.6

9.4

 

-11.3

 

-9.3

 

 1101_01.jpg

[ 2023年11月 1日 ]

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