アイコン 佐賀・鹿島市で今シーズン初の鳥インフル4万羽処分 昨シーズンは計1771万羽殺処分


佐賀県は24日、佐賀県鹿島市重ノ木の養鶏場で多数のニワトリが死んでいるのが見つかり、死んだ鶏の簡易検査の結果、鳥インフルエンザウイルスに感染した疑いがあることが分かった。詳しい遺伝子検査の結果は25日午前中にも判明する見通し。
1、感染が確認された場合、県はこの養鶏場で飼育されている約4万羽のニワトリを殺処分する方針。
2、半径10キロ以内にある養鶏場を対象にニワトリなどの搬出を禁止する指示を出すことにしている。

 養鶏場で鳥インフルエンザの感染が確認されれば、今シーズンでは全国初のケースになる。
鶏以外では10月4日のアシブトカラスから検出され、これまでに全国で25件確認されている。ただ、九州では出水のカモ類と環境資料水から検出されているほかはなかった。

 

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昨シーズンは鳥スンフルが猛威をふるい、22年10月28日~23年5月6日までに1771万羽が殺処分された(農水省発表値)。今シーズンは昨シーズンより1ヶ月近く初発生が遅れている。
昨シーズンは鹿児島・出水のツル越冬地で何百羽も感染死、そうした異変にツルたちが自己防衛本能から、出水から韓国の越冬地の順天へ大挙して移動、順天では例年の3倍の1万羽を超えたと韓国で報じられていた。
そうしたツルたちの避難移動経路の休息地として佐賀県の有明海や長崎県の大村湾・佐世保などが確認されていた。
今年は、それでなくても岸田政権の超円安政策による物価高、やっと卵価格は落ち着いてきたものの、感染が拡大すれば、昨年のように卵価格や鶏肉価格がクリスマス高騰から、高止まりする可能性もある。

[ 2023年11月25日 ]

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