アイコン (株)メディファーマ(東京)/破産開始決定 治験不正会社 倒産要約版


東京に拠点を置く、(株)メディファーマが破産開始決定を受けた。

負債総額は約2億円。

以下要約。

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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

(株)メディファーマ

2

本社

東京都港区芝5-31-19

3

代表

三原酉木

4

設立

2012年12月.

5

資本金

万円

6

業種

治験支援事業

7

事業

治験コーディネーター事業(CRC

治験事務局業務・治験実施体制の構築

8

売上高

2023年3月期、約6億円

9

破綻

2023年12月20日.

 破産手続きの開始決定

10

破産管財人

楠本維大弁護士(楠本法律事務所)

 電話:03-3230-2411

11

裁判所

東京地方裁判所

12

負債額

約2億円

13

破綻事由

同社は治験支援業者で、治験コーディネーター事業を主力としていた。しかし、今年8月厚労省が同社に立入検査、治験データ改ざんなど123件の違反行為が発覚し、厚労省が公表していた。こうした事態に同社は信用失墜。新たな受注もなく、事業継続が困難となり、今回の事態に至った。

 

厚労省発表:令和5年10月17日

厚生労働省は、SMO(治験施設支援機関)である株式会社メディファーマ(代表取締役 三原 酉木、本社 東京都港区芝5丁目31番19号)及び関係医療機関に対して、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(昭和35年法律第145号)第80条の2第7項及び第80条の5第1項の規定に基づき、8月29日、30日及び9月4日に立入検査を実施した。
 立入検査の結果、株式会社メディファーマが医療機関から受託した治験業務において、データ改竄等のGCP違反を確認した。

厚生労働省は、実施中の試験について、被験者保護を最優先に適切な対応を実施するよう株式会社メディファーマ及び治験依頼者に指示した。

なお、現時点で健康被害等の報告はない。

【主な違反の概要】
(1)治験データの改竄
(2)呼吸機能検査の不適切な実施
(3)医師・施設スタッフ・CRCのIDパスワード共有、トレーニング代理受講
(4)治験薬保管不備の隠蔽

以上、

厚労省は同社に対してまだ行政処分をしたわけではない。

[ 2023年12月28日 ]
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