アイコン 11月の首都圏新築分譲マンション発売状況 ▲4.3%減 自民県議団の埼玉人気潰し


不動産経済研究所が発表した2023年11月の首都圏の分譲マンション発売状況は次のとおりとなっている。
11月に大幅に落ち込みを見せているのは埼玉県、メディアも参加させたブーム終焉の中、埼玉自民党県議団の児童虐待条例、全国で報道され、自民党が決めた1億総活を否定するような、一人親世帯の生活実態を無視した、児童が安全に遊べる公園運営などを行政として放棄した条例案、全国からパッシングを受け引っ込めたものの、埼玉自民党県議団は訂正も修正もしておらず、いつまた提出されるかもわからず、埼玉県は子育て世代にとって非常に住み辛い県となっている。
池袋では1.5億円のマンションが22戸も即売され、埼玉は割安感から再び火がつきそうだが、埼玉県の自民党県議団が自らその火を消してしまったようだ。

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○発売は▲4.3%減の2,743戸。
東京23区、都下など増加も埼玉県が大幅減。
○平均価格8,250万円、m2単価128.0万円。
東京23区は7月来の1億円台。
○初月契約率は4.8ポイントアップの74.2%。
都下と千葉県が8割を突破。

1、発売戸数
発売は2,743戸、対前年同月の2,866戸比で▲123戸減、率にして4.3%減、対前月の1,486戸からは1,257戸増、率にして84.6%増となった。
例年、年末にかけ発売戸数は増加する。

2、初月契約率
74.2%、前年同月比4.8ポイントアップ、前月比では13.3ポイントアップ。

3、地域別発売戸数とシェアおよび初月契約率
東京23区は前年同月比8.4%増の1,029戸、シェアは37.5%、契約率は72.9%
東京都下は同比63.4%増の446戸、シェアは16.3%、契約率は87.9%
神奈川県は同比3.4%増の761戸、シェアは27.7%、契約率は67.0%
埼玉県は同比▲68.9%減の197戸、シェアは7.2%、契約率は65.5%
千葉県は同比12.7%増の310戸、シェアは11.3%、契約率は81.9%
東京都のシェアは53.8%。

4、平均価格・m2単価
戸当り平均価格は8,250万円、1m2当り単価は128.0万円。
前年同月比では平均価格は2,215万円、率にして36.7%のアップ、m2単価は38.2万円上昇、率にして42.5%上昇。
前年同月比では平均価格が2ヶ月ぶりアップ、m2単価は9ヶ月連続アップ。

5、地域別平均価格・m2単価
東京23区の平均価格は前年同月比50.2%アップの12,811万円/㎡単価は同58.0%アップの198.1万円。
都下は15.6%アップの5,062万円/㎡単価は10.1%アップの75.1万円
神奈川県は20.5%アップの6,155万円/㎡単価は33.2%アップの101.0万円、
埼玉県は▲5.0%ダウンの4,684万円/㎡単価は▲4.9%ダウンの70.5万円、
千葉県は25.2%アップの5,111万円/㎡単価は28.5%アップの76.6万円。

6.即日完売物件(3物件30戸)
(1)パークホームズ南池袋 1期22戸
 東・豊島区 15,468万円 198.1万円 平均1.36倍 最高2倍
(2)ハイムスイート成田 NT3期 3次6戸
 千・成田市 3,798万円 45.7万円 平均1倍 最高1倍

7、超高層物件
11月の超高層物件(20階以上)は8物件309戸、契約率68.0%、前年同月は13物件270戸、契約率65.9%だった。

8、販売在庫数
11月末時点の販売在庫数は4,815戸、前月末比59戸増加、23/10月末は4,756戸、22/11月末は5,079戸。

9、12月の発売戸数見込み
2023年12月の発売戸数は7,000戸の見込み。
22/12月は5,757戸、21/12は6,649戸、20/12は7,362戸。


 

[ 2023年12月21日 ]

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