１０月の住宅着工戸数▲６．３％減・５ヶ月連続減

国交省が発表した１０月の新設住宅着工戸数は、注文住宅＝持家,貸家及び分譲住宅が減少したため、全体で前年同月比▲６．３％減の７１,7６９戸となった。また、季節調整済年率換算値では前月比１．０％増の８０万８千戸となった。

１．総戸数
○新設住宅着工戸数は７１,７６９戸。
・前年同月比▲６．３％減，５ヶ月連続減。
○新設住宅着工床面積は５,４５１千㎡。
・前年同月比▲９．６％減，９ヶ月連続減。
○季節調整済年率換算値では８０万８千戸。
・前月比１．０％増，先月の減少から再びの増加

２．利用関係別戸数
（１）①持家＝注文戸建住宅
○持家は前年同月比▲１７．２％減の１８,０７８戸で２３ヶ月連続減

（２）貸家＝貸し家+アパート+集合住宅・賃貸マンション
○貸家は▲１．０％減の３１,６７１戸で３ヶ月連続減

（３）分譲住宅は▲１．２％減の２１５８２戸で５ヶ月連続減
・うち分譲マンションは９．４％増の１０,１７４戸で４ヶ月ぶりの増加
・うち戸建分譲住宅は▲８．８％減の１１,３６８戸で１２ヶ月連続減

３．地域別戸数
○首都圏
総戸数は前年同月比▲３．８％減の２５，８１３戸
持家は同▲１４．６％減の４，０３４戸
貸家は同▲５．７％減の１１，５２９戸
分譲住宅は同３．７％増の１０，２０３戸
うち分譲マンションは同９．３％増の５，０６３戸
うち戸建分譲住宅は同▲０．４％減の５，１１７戸

○ 中部圏
総戸数は前年同月比 ▲５．８％減の７．８３３戸
持家は同▲１３．３％減の２，７５６戸
貸家は同２．５％増の２，７５２戸
分譲住宅は同▲７．３％減の２，２３３戸
うち分譲マンションは同３．８％増の８２２戸
うち戸建分譲住宅は同▲１２．７％減の１，４１１戸

○ 近畿圏
総戸数は前年同月比▲１０．６％減の１２，４４５戸
持家は同▲１４．１％減の２，５３１戸
貸家は同▲５．５％減の５，８１２戸
分譲住宅は同▲２．８％減の４０６８戸
うち分譲マンションは同３．２％増の２，４９６戸
うち戸建分譲住宅は同▲１１．１％減の１，５６６戸

○ その他地域
総戸数は前年同月比▲６．７％減の２５，６７８戸
持家は同 ▲２０．３％減の８，７５７戸
貸家は同５．９％増の１１，５７８戸
分譲住宅は同▲６．１％減の５，０７８戸
うち分譲マンションは同２３．２％増の１，７９３戸
うち戸建分譲住宅は同▲１７．０%減の３，２７４戸
以上

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全国の住宅着工戸数推移

（2023年度は4～10まで月平均値を12ヶ月換算した数値を採用）

[ 2023年12月 4日 ]