しかし、同社の主力取引先であった(株)吉田(東京台東区)が２０１８年１月に負債額約１４億円を抱え自己破産、同社は約３億円の焦げ付きが発生し、その後は厳しい経営が続く中、今般の新コロナ事態で、輸入品がタイムリーに入荷せず営業機会を失したり、さらに超円安で輸入価格が高騰、消費不況から販売価格に転嫁することもできず、採算性も悪化させ、資金繰りにも窮し、今回の措置となった。

この破産手続きに関しては、選任された韓雅之弁護士が破産管財人として担当することが決定されています。

同破産管財人によって行われる破産手続きの財産状況に関する情報を報告するための調査も実施されます。この調査に関する報告集会や一般調査、廃止意見聴取、計算報告などの期日は、令和6年3月14日午後2時となっています。

当該事件は、令和5年（2023年）に発生したもので、番号は（フ）第5245号となっています。

既報記事
（株）エイケイインターナショナル(大阪)／自己破産へ　㈱吉田に連鎖　倒産要約版