アイコン (株)TY(旧(株)白鷺湯たわらや)(石川)/特別清算 業暦820年以上 倒産要約版


石川に拠点を置く、(株)TY(旧(株)白鷺湯たわらや)が特別清算の開始命令を受けた。

負債総額は約8億円。

以下要約。

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倒産要約版 JC-NET版

1

破綻企業名

(株)TY(旧(株)白鷺湯たわらや)

2

本社地

石川県加賀市山中温泉東町2-へ1

3

本店登記地

大阪市中央区北浜2-5-23

4

代表

代表清算人:田向安郎

5

創業

建久年間=1190年代/業暦:825年以上

6

設立

1950年9月.

7

資本金

1000万円

8

業種

加賀・鶴仙渓山中温泉郷の老舗温泉旅館

9

店舗名

「白鷺湯たわらや」 43室/特別室あり

鎌倉時代創業の「湯元十二軒」の一つ

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売上高

リーマン・ショック前は7億円以上

11

破綻

2023年12月28日.

 特別清算手続きの開始決定

12

裁判所

大阪地方裁判所

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負債額

約8億円

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破綻事由

同社は源平合戦で活躍した能登の長谷部信連が山中の温泉に傷ついた脚を浸していたところ、一羽の白鷺を見つけ名付けた「白鷺湯」、1190年代に12湯元として整備され35代、今に受け継いできた老舗温泉旅館「白鷺湯たわらや」。リーマンシヨック、今に続くアベノミクス消費不況により売上不振が続き、今般の新コロナ事態でさらに売上不振に、この間、業績悪化から、銀行が債権をサービサーに売却するなどしたため、同社は再建策が講じられ、投資会社をスポンサーとして、同社は会社分割して現業部門を()(株)白鷺湯たわらや(田向公一社長)へ譲渡、()(株)白鷺湯たわらやは、負債を残し、現行名に商号変更し、昨年8月に解散を決議していた。

なお、同社は新会社により継続して営業されている。

 

  源平合戦の1180年=治承4年、源氏側の以仁王の危機を救った長谷部信連は、平清盛に囚われたものの気に入られ伯耆(鳥取)への島流しで済まされた。源氏勝利後、源頼朝により1186年に能登国鳳至郡の穴水城主に任ぜられていた。能登半島大地震の被災者は立ち直るには相当な時間が必要だろうが、早く能登の温泉に浸かって心を癒してもらいたいものだ。

 

日本の企業経営者はバブル崩壊後、今に至るまで、利益が出ても投資もせず、従業員に還元もせず、飲みにも行かず、盆暮の贈答もせず、溜めこんだ利益をハゲタカ株主様のご機嫌取りに使用=還元している。

愚かな大企業の経営者たちは不正までして株主様だけに還元している。

韓国の大手財閥企業は、利益を次の利益のため研究開発・工場投資に貪欲に注ぎ込んでいる。これでは日韓差が縮まり逆転しているのは当然のことだろう。

 

世界経済は毎年成長している。日本が成長を止めたのはすべて政治家たちの政策であり、経済は老人のようにすでに伸びを止め縮んでいる。菅・岸田政権下ではさらにドル換算のGDPは極端なマイナス成長となっている。

2020年は前年比▲1.4%減の5,050億ドル

2021年は前年比▲15.5%減の4,237億ドル

/世銀・・・見るも哀れ

 

福岡の電力や銀行などの上場企業は、6月の株主総会終了後の夜は、その打ち上げで中洲の料亭のほとんどが各社により使用されていたが、今もそれくらいはやっているだろうか。

 

政府系メディアが取り上げるインバウンドに酔いしれるより、政府や企業は、国民に従業員に資金を回し、国民主導で観光地を活性化させることが本来の姿ではないだろうか。国民の観光は日帰り中心に変化、政策も放置されたままとなっている(一過性の税金バラ撒きによる新コロナ対策は除く)

 

[ 2024年1月18日 ]
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