アイコン 吉川商事(株)/自己破産へ <大阪>


化学製品卸の吉川商事(株)(所在地:大阪市中央区北久宝寺町2***)は5月22日、事業を停止して、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任したことが判明した。

負債総額は約4億円。

資本金は4958万9084円。

同社は1861年に創業し、1940年に法人化へ。関係会社の吉川化学工業所で製造したにがりなどの食品用・工業用塩化マグネシウムや塩化カルシウムを販売。特に自社ブランド「ネオエキス」は国内外で人気があり、2011年3月期には約11億5000万円の売上を達成した。

 

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しかし、得意先の廃業や消費量の減少により国内の受注が低迷し、2023年3月期の売上は約5億9000万円に減少。原材料価格の高騰に対応しきれず、採算が悪化。2023年10月には金融機関に返済猶予を要請したが、不適切な会計処理が発覚し、事業継続が困難となり廃業を決断、今回の措置となった。

担当弁護士には、「弁護士法人関西法律特許事務所」の加藤明俊弁護士(電話番号:06-6231-3210)ほかが任命されている。

 

[ 2024年5月27日 ]
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